SGニュース 8月号

 製品安全協会では、既にSGマークの対象製品となっている115品目についての認定基準及び基準確認方法がありますが、現在、認定基準を作成するための委員会等を開催し、審議を行っている品目は次のとおりです。詳細については、当協会製品安全部製品安全業務課までお問い合わせください。

製品安全業務課:
TEL:(03)3590-3401 / FAX:(03)3590-3691
E-mail:operation@sg-mark.org   

【雪上レジャー用ヘッドギア】
 通商産業省委託業務の一環である「防護用品に関する調査研究委員会」において、近年急激に競技人口が増えたスノーボードにおける特異な転倒死亡事故形態があることが分かり、調査研究を行ったところ、安全性を確保するためのヘルメットの基準作成の必要性が示され、雪面での衝撃から頭部を保護することを目的に、基準作成のための検討会が開始されました。   スノーボード関係では、板、締め具及び靴にはISO規格が整備されつつありますが、ヘルメットに関しては、欧米ともに関係規格・基準がなく、その基準化が要望されていたものです。

【歩行補助車(改正)】
 歩行補助車の認定基準及び基準確認方法については既に、昭和63年1月通商産業大臣の承認を得て制定され、SGマークを表示した製品が市場に出回り、消費者が購入する際の目安として定着しておりますが、最近では従来のいわゆるシルバーカーと異なる形状が増えてきており現状の認定基準では対応できないことから、認定基準の改正を行うものです。 
 この歩行補助車は日本独特の製品で、高齢者の外出用のものであり、ISO規格が対象としているリハビリ用の製品とは異なると考えられることから、ISO規格に合わせるのではなく現行のSG認定基準を現状の製品に対応する形で改正し、高齢者が使用する製品であることを 明確にする予定です。
 なお、この歩行補助車とは異なり、リハビリなどで使用する歩行補助具である歩行車についても現在、認定基準を作成するための検討を行っております。この歩行車については、国際規格としてISO規格があります。

他の品目については、別の号に掲載します。


                手動車いすの使用上の注意について

SGマークつきの手動車いすについては、一般消費者が容易に理解できるように、枠で囲んだり他の文字より大きな文字や異なった目立つ色彩を用いる等して、よりわかりやすく記載された取扱説明書が添付されています。手動車いす自体、かなり重量があり重いものですので、使用にあたっては製品に添付されている取扱説明書をよく読んで、操作、点検、保管を適切に行い、正しく使用することが大切です。
手動車いすの取扱説明書には、次の項目について規定されています。ただし、その製品に該当しない項目は省略できます。

・取扱説明書を必ず読み、読んだ後保管すること。
・自走用であっても介助用として使用する可能性がある場合は、制動用ブレーキ(ハンドブレ   ーキ等)及びシートベルトがついているものを選ぶこと。部品及び付属品の一部が取り外され ているもの、又は調節・折り畳み機構等を有するものは、その組立又は調節・折り畳みの方 法及び注意。
・駐車用ブレーキ及び制動用ブレーキの操作方法
・シートベルトの使用方法
・介護するための操作・注意事項(段差、傾斜等の操作・注意事項等の記載及び図示)
・タイヤの保守の仕方
・各部の点検方法及び故障時の処置方法
・保管方法


《使用上の注意》
・使用前には各部を点検すること。
・タイヤ及びブレーキの摩耗がないかを保守・点検し、必要に応じて交換などをすること。
・調節式フットレストにあっては、最下部の地上 高さを50mm以上にして使用すること。
・車いすの乗り降りの際には、必ず左右両輪を固定すること。
・シートベルトを必ずつけること。
・使用者最大体重は積載物も含んだ重さであり、体重制限を守って使用すること。
・車いすのバランスを崩して転倒するので、フットレストの上に足を乗せて立ち上がらないこと。
・車輪の空気圧は適正に保つこと。

《走行上の注意》
・踏切等の溝を越えるときは、前輪キャスタを挟み込まないように注意すること。
・段差や凹凸等のある路面等を走行するときは前のめりにならないように注意して操作する
こと。
・傾斜地での走行又は駐車は十分注意すること。
・走行中、身体を乗り出したりして走行の安定性を損なうことのないように注意すること。
・走行中、足がフットレストから落ちないように注意すること。

手動車いすのSG登録工場の認定について

  平成11年2月1日からロット認定及び工場等登録・型式確認の事務受付を開始していましたが、次の製造業者が新たに登録になりました。

登録番号 名  称    (本社 所在地)
77ー003 (株)カワムラサイクル(兵庫県加古郡)
77ー004 日本医療器(株) (愛知県西春日井郡)