SGニュース 9月号

認定基準作成等の現況について

 前号 NO.146でお知らせしました「雪上レジャー用ヘッドギア」については、平成11年8月23日に開催の第54回安全管理委員会(書面審議)において 専門部会の設置が承認され、認定基準作成のため の審議が来る10月から開始されます。
  また、福祉用具製品についても「電動介護用ベ ッド」の調査研究員会が開始されました。 詳細は製品安全業務課までお願いします。
TEL:(03)3590-3401 / FAX:(03)3590-369
E-mail:operation@sg-mark.org

【雪上レジャー用ヘッドギア】
 近年のブームで、スノーボード競技人口が急 激に増加していますが、死亡事故の発生率が他 のスポーツに比べて異常に高く、初心者が傾斜面で転倒し、後頭部を打撃して死亡する事故が 相次いで発生しています。その死因が特異な転倒死亡事故形態であることから、「防護用品に 関する調査研究委員会」(通商産業省の委託業務)において調査研究を行った結果、安全性を確保し、雪面での衝撃から頭部を保護することを目的に基準作成のための検討会が行われ、専門部会の設置に至ったものです。 一般スノーボーダーは約100万人いると言われており、関係者からSG基準化が要望されていました。

【福祉用具製品】
 当協会のSG対象製品のうち、福祉用具製品については、既に棒状つえ、簡易便器及び簡易腰掛け便座、歩行補助車、手動車いす(旧:手押し型車いす)の4品目があり、SGマークの表示された製品が市場に出回り、消費者が購入するときの目安として定着しています。しかし急激に進みつつあります高齢化社会に対して、 今後、多種多様な福祉機器が開発・販売される と思われ、それらの製品の需要増大が予想されることから、その安全性についても関心が高まっています。身体機能が衰えた人たちが使用、 あるいは介護者が使用する製品ですから、特にその安全性を配慮した製品が要求されます。
  当協会では、前号でもお知らせしたとおり、 「歩行補助車の認定基準及び基準確認方法」を改正するための委員会が開始されていますが、 今月より新たに、「電動介護用ベッドの安全基準作成のための調査研究委員会」(通商産業省の委託業務)が開始されました。今後、この委員会等の審議を経て、基準が作成されます。

剣道具のSGマーク表示が始まりました

 「剣道具の認定基準及び基準確認方法」( CPSA 0115)については、平成10年9月22日付けで通商産業大臣の承認を得、平成11年1月11日から事務 受付を開始していましたが、去る7月より、SG マークの表示が始まりました。 SGマークの対象となる剣道具は、剣道の試合、 けいこ、体育活動等に使用する剣道具(面、胴及 び小手)で、垂は含まれません。 この剣道具の安全性品質の概要及び使用上の注意は下記のとおりです。

【剣道具の安全性品質の概要】
・外表面には傷害のおそれのある鋭利な箇所がないこと。
・縫製部には、縫い飛び等の縫製上の欠陥がない こと。
・面にあっては、面金は強固に固定されており、 横金等のがたつきがないこと。
・胴にあっては、胴台の強度に影響を及ぼすおそれがある割れ、傷等がないこと。
・面にあっては、物見部は竹刀先端が貫入することがない構造であること。
・緩衝試験を行ったとき、面及び小手のふとん部 の衝撃力は 1,800 N以下であり、小手の小手頭部の衝撃力は 500 Nであること。

《使用上の注意》
・横金等のがたつきがないことを使用前に必ず点検すること(面に限る)。
・面金の物見等が変形したまま絶対に使用しない こと(面に限る)。
・胴台に割れ等の破損があるまま使用しないこと (胴に限る)。
・身体に合った大きさのものを正しく着用するこ と。