SGニュース 6月号
SG認定基準の作成状況について
| 製品安全協会では、現在下記のSG認定基準の制定及び改正がほぼ最終段階にきております。 本号では、その概要についてお知らせいたします。 (1)雪上レジャー用ヘルメット (制定) (2)雪上レジャー用ヘッドギア (制定) (3)電動介護用ベッド(制定) (4)歩行車(ロレータ及びウォーキングテーブル)(制定) (5)歩行補助車(改正) (6)金属製バット(改正) 上記6品目の認定基準の作成及び改正は、個別専門委員会の審議を終え、本年5月24日に上部機関である安全管理委員会に諮られ、現在、通商産業大臣承認手続き等を実施しています。 なお、詳細については、当協会製品安全部製品 安全業務課までお問い合わせください。 〔電話:03-3517-5411 FAX:03-3517-5831〕 〔E- mail:operation@sg - mark.org〕 上記品目の作成経緯、内容の特徴です。 【雪上レジャー用ヘルメット・雪上レジャー用ヘッドギアの認定基準】 1. 作成経緯 本件については、平成7年度から3か年にわたって実施された通商産業省委託調査「防護用品の安全性に関する基礎調査研究委員会(委員長:宇治橋 貞幸 東京工業大学教授)」における調査結果、基礎調査結果等を基に「雪上レジャー用ヘッドギア専門部会(部会長:宇治橋 貞幸 同上)」において、平成11年10月から平成12年4月にかけて行われた委員会審議及び実験調査を経て、基準(案)が作成されたものです。 2 . 認定基準の内容の特徴 適用範囲は、雪上レジャー用ヘルメットがスキー やスノーボードの競技や練習等の際に使用するものであり、雪上レジャー用ヘッドギアが初級スノ ーボーダー等を対象とした逆エッジ転倒時の衝撃緩和用です。当初は、一つの認定基準中に両品目の基準を入れて審議していましたが、最終的には このように、2品目に分けた形で制定した方が、消費者の選択の上でも適切と判断されました。 【電動介護用ベッドの認定基準】 1. 作成経緯 本件については、平成10、11年度に実施された 通商産業省の委託調査「(福祉用具(電動介護用ベッ ド)の安全基準作成調査研究委員会(委員長:山内 繁 国立身体障害者リハビリテーションセンター 研究所 所長)」における委員会審議等を経て、基準(案)が作成されたものです。 この電動介護用ベッドの基準作成方針としては 安全項目に関して国際整合性の見地からIEC規格及びEN規格にできるだけ整合性を図っています。 2. 認定基準の内容の特徴 適用範囲は、介護を目的とした在宅用のベッドです。 使用上の安全性を確保するため、外観及び構造寸法、安定性、強度、耐久性、衝撃性、たわみ量等を規定しています。 また、使用者の誤使用を防止するため、表示及び取扱説明書についても規定しています。 【歩行車(ロレータ及びウォーキングテーブル)の認定基準】 1. 作成経緯 本件については、平成10、11年度に実施された 通商産業省の委託調査「福祉用具(歩行車)の安全 基準作成調査研究委員会(委員長:田中 繁 国際福祉医療大学 教授)」において委員会審議等を経て、基準(案)が作成されたものです。 この歩行車の基準作成方針としては、安全項目に関して国際整合性の見地からISO規格にできるだけ整合性を図っています。 2. 認定基準の内容の特徴 適用範囲は、歩行の安定性確保又は支持のために用いる歩行補助機器です。使用上の安全性を確保するため、外観及び構造 寸法、安定性、座面の強度、静的強度試験、疲労 試験及び材料等について規定しています。 また、使用者の誤使用を防止するため、表示及 び取扱説明書についても規定しています。 【歩行補助車(改正)の認定基準】 1.基準改正経緯 本件については、平成10、11年度に実施された 通商産業省の委託調査「福祉用具(歩行車)の安全 基準作成調査研究委員会(委員長:田中 繁 国際福祉医療大学 教授」における検討事項を踏まえ 「福祉用具専門部会(歩行補助車:部会長 田中 繁 同上)」における審議を経て、基準(改正案)が作 成されたものです。 基準作成方針としては、本製品が日本独自の製 品であることから、現行歩行補助車の認定基準及 び基準確認方法を基に、現在市場に出回っている 製品に合わせた見直しを図っています。 2. 認定基準の内容の特徴 適用範囲は、主として自立歩行が可能な高齢者 が外出の際に歩行や品物の運搬及び休憩に用いる 歩行補助車です。改正点としては、使用上の安全性を確保するため、座面の高さを削除、座面の強度はISO規格に整合、また現状製品に合わせた見直しを図るため、耐荷重及び耐落下衝撃の削除等を規定してい ます。 表示及び取扱説明書には、使用者を明確にする ために、主として高齢者が使用し、自立歩行できない人には適さない旨を規定しています。 【金属製バット(改正)の認定基準】 1.基準改正経緯 本件については、(財)日本野球連盟及び(財 日本高等学校野球連盟が、使用用具に関する規則 において、使用を許可する金属製バットの外径を 70mm未満から67mm未満に、質量を900g以上にすることとしたため、現行の認定基準及び基準確認方法の見直しをすることとし、事前調査、「金属製バット専門部会(部会長:佐藤 四郎 防衛大学校 名誉教授)」における委員会審議を経て、基準(改正案)が作成されたものです。 2.認定基準の内容の特徴 形式分類について、硬式野球用バットは「一般用」、「中学生用」、「小学生以下用」と分類して います。硬式野球用バットの外径、質量が変更になるのに伴い、使用上の安全性を確保するため、強度の 3点曲げ試験、テーパ部のくさび試験、打球部のへん平試験を見直しを、また、軟式野球用バット及びソフトボール用バットについても、最近の製品の安全確保の状況、使用状況を調査し、使用上の安全性を確保するため、強度の三点曲げ試験、 打球部のへん平試験の見直しています。 |