SGニュース 9月号

 

ガットスタンダ−ドコ−ドに基づく外国関係者の
専門委員会への参加・意見表明等について



 下記のとおり認定基準の改正作業を予定していますのでお知らせします。
委員会への参加のご希望、ご質問、ご意見等がある場合は、当協会までご照会下さい。

                    記

1.認定基準の名称及び概要
 別表に示す消費生活用製品に係る認定基準の制定。
なお、内容の詳細については、当協会に照会して下さい。
2.委員会の名称及び検討スケジュール
 別表に示す製品に係る専門委員会 (当協会内に設置)2003年10月〜(予定)
3.参加を認める外国関係者
  別表に示す製品の安全性確保の方法等について、学識経験を有する者(国籍を問わない。)
4.外国関係者の参加等の形態
  委員又はオブザーバー
5.認定基準原案の提示方法
   WTO/TBT協定に基づく原案提示手続きを行います。
6.意見表明等の方法
  委員会に出席できない委員又はオブザーバーは、委員会終了日の1か月前までに意見表明を
することができます。 (2.の委員会の名称を記載して下さい。)
7.外国関係者の参加等の手続き   
  委員会に参加しようとする者は、氏名、住所、連絡先電話番号、FAX番号、国籍並びに所属する
団体(又は企業等)の名称及び所在地について、日本語又は英語で記載した書面を2003年10月17
日(金)までに当協会に届くように提出して下さい。詳細は当協会に照会して下さい。
  なお、申込者が多数の場合は、参加人数を制限することがあります。
8.担当窓口
  当協会 業務部  
  住所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町 1-5-9 共同ビル(本町一丁目)7階
  電話:03-3517-5411 / FAX:03-3517-5832 /Eーmail:operation@sg-mark.org

別表

1.かん切り(改正)
2.繊維強化プラスチック製バット(改正)
3.クッキングヒータ用調理器具(改正)




  SG対象製品に「入浴用いす」追加
「浴槽用温水循環器」、SGマーク表示開始



 前号では、「浴槽用温水循環器の認定基準及び基準確認方法」及び「歩行器の認定基準及び基準
確認方法(改正)」の制定をお知らせしましたが、去る8月1日付けで、「入浴用いすの認定基準及び基
準確認方法」を新たに制定しました。これでSGマーク対象製品は129品目となりました。
  「入浴用いす」のSGマークを表示するための事務受付は現在準備中です。
  また、「乳母車の認定基準及び基準確認方法」の改正についての審議も始まりました。この乳母車に
ついては、来る10月に設立30周年を迎える当協会のSG対象製品第1号の品目ですが、社会環境、
体格等の変化及び消費者ニーズ等に合わせた改正を行うものです。
 上記の「浴槽用温水循環器」については、基準制定後事務受付を開始し、マーク表示を準備していま
したが、先月下旬より表示が開始になりました。この「浴槽用温水循環器」は、通称“ジェットバス”といわ
れている製品です。 。
  8月1日からは政令で特別特定製品(PSCマーク)に指定され、マーク表示のない製品は、販売及び
販売目的での陳列はできないことになっています。(ただし、平成15年7月31日までに製造又は輸入され
た規制対象製品については、平成15年10月31日まで、マーク表示がなくても販売又は販売目的で陳列
することができます。)ご購入の際は、マークが表示されているかどうか確認してください。
  なお、SGマーク製品でもありますので、並んで表示されています。
  これからの季節は自宅でジェットバスにつかり温泉気分をあじわいながら残暑の疲れをとり、元気を取り
戻すのもいいかも知れません。

 この号では、やはりお風呂で主として高齢者が 使用する製品ですが、「入浴用いすの認定基準(概要)」
について掲載します。
 なお、認定基準及び事務受付等の詳細については、当協会業務部までお問い合わせください。
 電話:03-3517-5411 / FAX:03-3517-5832 / E-mail:operation@sg-mark.org

【入浴用いすの認定基準(概要)】
〔対象となる製品は〕
●主として姿勢保持が可能な高齢者が一般家庭などの浴室内でシャワーを浴びたり、体を洗ったり、洗髪
 の際に用いる座面の高さが概ね35cm以上のいすが対象で、キャスタ等の車輪が付いているものは除き
 ます。
〔安全性品質は〕
●各部の接合、組み立て等は良好で、使用時に身体に触れる部分は傷害を与えるような突出がないよう
 に定められています。
●高齢者が主な対象であることから、特に安定性は大切で、前後・側方安定性試験では転倒せず、また、
 垂直安定性試験でも、脚部は浮き上がらないように定められています。
●座面、背もたれの強度、耐久性についても使用上支障のある変形がないよう定められています。
●浴室内という滑りやすいところで使用することから、いすは移動しにくいよう定められています
〔表示及び取扱説明書は〕
●入浴用いすには、容易に消えない方法で表示やまた、一般消費者がよく理解できるように、文字の大きさ
 や色彩を考慮した取扱説明書の添付が定められ、使用上の注意事項が記載されています。
〈使用上の注意〉
 ・使用者の身体状況により安定性が確保できな??い場合は、介助者が付き添うこと。
 ・転倒の恐れがあるので、背もたれにつかまって立ち座りしないこと。
 ・石けん水やシャンプーなどで座面や床と接する部分が滑りやすくなるので、注意する旨。
 ・人が乗った状態で移動させないこと。
 ・踏み台替わりに使用しないこと。


知っ得と、安心。 〜 乳幼児用ハイチェア 〜
     
-保護者は目を離さない-

             生活評論家  佐藤 順子

  いす式生活が普通になったこの頃は乳幼児にも大人と一緒のテーブルに着けるハイチェアが必要になって
きました。
  乳幼児用ハイチェアを使用する乳幼児に危険がないよう、また保護者が誤った使用をしないよう、SGでは、
安全性品質を設けて乳幼児の生命または身体に対する危害の発生の防止を図っています。
●ハイチェアの種類 
  T型ーいす本体に保護枠(乳幼児の転落を防ぐテーブル等をいう。)が取り付けられない形式で18か月以上
      60か月未満の乳幼児が使用するもの。
  U型ーいす本体に保護枠が取り付けられる形式。
      a形ー6か月以上36か月未満の乳幼児が使用するもの。
      b形ー6か月以上60か月未満の乳幼児が使用するもの。     
   以上のように三種のタイプがあります。
   購入するときは使い方や乳幼児の月齢にマッチしたものを選んでください。
●認定基準の内容 
  乳幼児用ハイチェアが備えなければならない最重要点はハイチェアが転倒しにくいこと、乳幼児が転落しない
ことの2点です。
  ハイチェアが転倒する理由としては、乳幼児がテーブルの端部を蹴る、またはテーブル下面へ取り付けられて
いる膜板を蹴ることが考えられます。そこでハイチェアのSG基準では、後方に転倒しにくいよう後方をはじめ、前
方・側方について転倒角度を定めています。特に後方転倒角度は厳しく規定しています。
  ハイチェアは主として大人と一緒にテーブルで食事をする際に使用するので、座面の位置が高く作られていま
す。そのため、座っている乳幼児がハイチェアから転落しにくいように、ひじ掛けの高さ、背もたれの高さを定めて
います。
  ハイチェアに取付けられるテーブルも転落防止に役立つことから、座面からテーブル上面までの高さを定める
とともに、万一、テーブル上面に力がかかっても転倒しにくいように、テーブル先端のハイチェア前足先端からの
突き出しを定めています。 
  その他、乳幼児が使用するいすであることから、ばり、とがりなどがない仕上げの良好さ、手足の届く範囲に
危険なすき間がないことが求められています。また、テーブル付きのハイチェアにあっては身体が前に落ちたとき
にテーブルとの間で首等が引っ掛からないように股ベルトの取付けを義務付けています。
  さらに、乳幼児の安全を考慮して、座面、背もたれ、肘掛け、足乗せ、テーブルなどの強度を規定しています。
●買うとき・使うとき注意すること
  乳幼児の月齢にマッチしたものであること。Ub形のいすを36か月未満の乳幼児が使用するときは必ず、保
護枠をつけて使用することです。
  念のため売り場の床にいすを置き、安定性に問題はないか、折り畳み方向に畳まれてしまうことはないかを
チェック。なお、折り畳み式いすを使う場合は必ず保護者が行うことを念頭に選びます。
  使うときは、転倒したときのけがを最小限にするため周囲にストーブや硬い置物、玩具などを放置しないこと。
SG表示製品は、製品の欠陥が原因の事故には対応しますが、乳幼児が保護者の不注意で落下の結果けがを
したという場合には対象になりません。
  いすの周囲で他の子どもがはしゃいで遊んでいると、いす上の乳幼児もつられて体を揺すったり立上がろう
とします。周りにいる幼い子どもにも注意を呼びかけてあげてください。
  いすの乗り降りには保護者が付き添い、足乗せを踏み台にして乗り降りするときは手を貸したり見守りを怠ら
ないことです。また座面や足乗せには立たせないこと。手すりから体を乗り出すのも大変危険ですから止めさせ
ます。
  いすに座らせた乳幼児を一人で放置してはなりません。ほんのちょっと目を離した隙にいすから転落した事例
もあります。
  あらゆる場合を想定して安全基準を定めていますが、ハイチェアは、高い位置に乳幼児が座る製品ですから
使用する側の細心の注意が必要なのです。取扱説明書は保存し、ときに読み返して使用方法に間違いはない
か確認してください。
  また、ハイチェアに破損とかねじの緩みなどがないか、点検も安全性確認上重要です。


SGマーク対象「福祉用具製品」のご紹介


  今月は『敬老の日』もあり、マスコミでも多く高齢者が使用する製品を取り上げて紹介されていましたが、
当協会のSGマーク対象の福祉用具製品は新たに追加になりました「入浴用いす」を含めて現在8品目あり
ます。
  当協会では、今後の高齢化社会に向けてメーカによるいろいろな福祉用具製品の開発・製造が進み、また
需要も高まっていることから、これらの製品の安全性について基準の作成等取組みを行っています。
  この号では、SGマーク対象の8品目と各品目ごとの主な使用上の注意事項をご紹介します。
  
〔棒状つえ〕  
   使用前に各部を点検してから使用しましょう。
   また、つえ先ゴムが破れたり、摩耗したり等の異状があるときは交換するようにしましょう。

                                               
〔手動車いす〕  
   タイヤ及びブレーキの摩耗がないかを保守・点検し、必要に応じて交換などを行い、段差等のある
   路面・傾斜地での走行に注意しましょう。        
                                    

〔歩行補助車〕  
   □□kg(載荷重)以上の荷物を載せないようにしましょう。

〔歩行車〕(ロレータ及びウオーキングテーブル)
    使用前は、ハンドブレーキの左右両輪 の性能について十分確認してから使用しましょう。

〔ポータブルトイレ〕  
    背もたれにつかまって立ち座りしないようにしましょう。 

〔簡易腰掛け便座〕  
    安定の悪い場所には設置しないようにしましょう。

〔電動介護用ベッド〕 
  
頭、腕及び足をサイドレールから出したままで背上げ、膝上げ操作をしないようにしましょう。 

〔入浴用いす〕   
    石けん水やシャンプーなどで座面や床と接する部分が滑りやすくなるので注意しましょう。