SGニュース 1月号

 

           年 頭 の ご 挨 拶

                     
           財団法人 製品安全協会
           理事長  渡辺 光夫

新年あけましておめでとうございます。

  平成16年の年頭にあたり、ここに謹んで皆様方のご健康とご多幸を祈念いたしますとともに、
旧年中当協会によせられましたご協力とご厚情に対しまして厚く御礼申し上げます。
 当協会は、昭和48年に 「消費生活用製品安全法」 に基づき設立されて以来、一貫してSG
マーク制度の運営等を通じ、安全な消費生活用製品の普及に努めて参りました。
 SGマーク制度は、消費生活用製品の安全性を確保するとともに、万一製品の欠陥によって
人身事故が生じた場合には、迅速・公平に被害者の救済を図ろうとするものですが、他の多く
の安全規制のような強制を伴うものではなく、関係者の皆様方の自発的な意志とご協力により
推進される制度でございます。
 お陰をもちまして、SGマーク制度の対象品目は、昨年新たに「浴槽用温水循環器」と「入浴用
いす」の2品目を追加して、現在129品目に達しました。また、マークを表示した製品は、累計で
210億を超えるまでに至っており、製品の安全性を示す重要な目安として着実に発展して参り
ました。これもひとえに関係者の皆様方の製品の安全性確保に対するご熱意の賜と深く感謝
申し上げます。
 今後とも関係者の皆様方の声をお聞きし、社会的ニーズに応えてSGマーク制度の運営に努
めるとともに当協会の情報をよりタイムリーに提供して参る所存でございます。
 当協会では、昨年の10月に機構改革を行い、消費者ニーズを反映した新製品の安全性の確
保をより迅速かつ的確に対応できる体制を整備し、安全基準の新たな制定及び見直しに取り組
んでいるところでございます。
 今年も役職員一丸となり、渾身の努力を傾注して参る所存でございます。引き続き関係者の
皆様方のより一層のご支援、ご鞭撻を賜わりますようお願い申し上げまして新年のご挨拶といた
します。


ガットスタンダードコード及びWTO/TBT  
    協定に基づく原案提示について


  当協会では、従来から実施してきたガットスタンダードコードに基づく原案提示手続に加え
「貿易の技術的障害に関する協定(WTO/TBT協定) 附属書3.任意規格の立案、制定及び
適用のための適正実施規準(CGP)」の受入が1998年4月に ISO Bulletin, 1998.4 により公
表0されたことによる任意規格の原案提示(意見受付公告)を以下のとおり行います。ご質問、
ご意見等がある場合は当協会までご照会ください。

1.認定基準の名称等の公告データ
 別表のとおり。
 なお、内容の詳細については、当協会に照会してください。

2.意見提出先及び問い合わせ先
 (財)製品安全協会 業務グループ
 住所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-5-9 共同ビル(本町一丁目)7階
 電話:03−3517−5411 / FAX:03−3517−5832
 E-mail:operation@sg-mark.org

   別表

項目 公告データ
規格番号 CPSA 0001               
規格名称 乳母車の認定基準及び基準確認方法
規格の概要・規定
項目
この基準は、乳母車の安全性品質及び消費者が誤った使用を
しないための必要事項を定め、一般消費者の生命又は身体に
対する被害の発生を防止することを目的としている。
 主な改正内容は、次のとおりである。
 (1) 車輪の大きさの規定を改正した。
 (2) 振動吸収性試験条件を修正した。
意見受付開始日 2004年 1月16日
意見受付終了日 2004年 3月18日
施行予定日 2004年 8月(予定)
対応する国際規格
との整合状況
対応する国際規格なし
備考 適合性評価手続き(SGマーク制度)の適用

項目 公告データ
規格番号      CPSA 0013              
規格名称 かん切りの認定基準及び基準確認方法
規格の概要・規定
項目
この基準は、かん切りの安全性品質及び消費者が誤った使用
をしないための必要事項を定め、一般消費者の生命又は身体
に対する被害の発生を防止することを目的としている。
 主な改正内容は、次のとおりである。
 (1) SI単位系に修正した。
 (2) 本体表示に製造年を追加した。
意見受付開始日 2004年 1月16日
意見受付終了日 2004年 3月18日
施行予定日 2004年 8月(予定)
対応する国際規格
との整合状況
対応する国際規格なし
備考
適合性評価手続き(SGマーク制度)の適用


ガットスタンダ−ドコ−ドに基づく外国関係者の
専門委員会への参加・意見表明等について


 下記のとおり認定基準の改正作業を予定していますのでお知らせします。委員会への参加
のご希望、ご質問、ご意見等がある場合は、当協会までご照会下さい。

                     記

1.認定基準の名称及び概要    
  別表に示す消費生活用製品に係る認定基準の改正。     
  なお、内容の詳細については、当協会に照会して下さい。

2.委員会の名称及び検討スケジュール
  別表に示す製品に係る専門委員会
   (当協会内に設置)2004年2月〜(予定)

3.参加を認める外国関係者
   別表に示す製品の安全性確保の方法等について、学識経験を有する者(国籍を問わな
  い。)

4.外国関係者の参加等の形態
   委員又はオブザーバー

5.認定基準原案の提示方法
   WTO/TBT協定に基づく原案提示手続きを行います。

6.意見表明等の方法
  委員会に出席できない委員又はオブザーバーは、委員会終了日の1か月前までに意見
 表明をすることができます。 (2.の委員会の名称を記載して下さい。)

7.外国関係者の参加等の手続き
  委員会に参加しようとする者は、氏名、住所、連絡先電話番号、FAX番号、国籍並びに
 所属する団体(又は企業等)の名称及び所在地について、日本語又は英語で記載した書
 面を2004年2月5日(木)までに当協会に届くように提出してください。
  詳細は当協会に照会してください。
  なお、申込者が多数の場合は、参加人数を制限することがあります。

8.担当窓口
  当協会 業務グループ
  住所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-5-9 共同ビル(本町一丁目)7階
  電話:03−3517−5411 / FAX:03−3517−5832
  Eーmail:operation@sg-mark.org

   別表

1.住宅用金属製脚立(改正)
2.携帯用簡易ガスライタ(改正)
3.住宅用アルミニウム合金製はしご   
    (改正)
4.住宅用金属製踏み台(改正)
5.自転車(改正)
6.ゴルフクラブ用シャフト(改正)
7.ゴルフクラブ(改正)



「入浴用いす」のSGマーク表示に関する
事務受付開始について


 「入浴用いす」については、去る12月15日、17日に東京及び大阪において、SGマークを
表示するための説明会を開催しましたが、来る2月1日から事務受付が開始になりますので
お知らせします。
 なお、この件に関するお問い合わせは当協会 業務グループ第一分野担当 越山、朝岡
までお願いします。
  電話:03−3517−5411  / FAX :03−3517−5832
  Eーmail:operation@sg-mark.org



知っ得と、安心。 〜 レンジ台付収納庫 〜

生活評論家  佐藤 順子

 電子レンジは小さくても15kgはありますからしっかりした置き場所が必要です。レンジ台は
この重量を受け止め、かつ使用者の安全を確保できるものでなければなりません。レンジ台
付収納庫はこのような視点からSGマーク基準が定められました。
 ここでいうレンジ台付収納庫とは、一般家庭の台所で電子レンジを載せて使用し、台所用品
の収納にも使用する金属製の製品をさしていいます。

☆使用者に優しいこと
 金属製ですから使用者への配慮が足りないと、組立や使用時に身体に傷害を与える心配が
あります。従って、製品は『ばり、まくれ、突起部、鋭い角部』があってはなりません。
 製品は使用上支障があるがたつきがなく、スライド式テーブルはスムーズに開閉・出し入れが
できること。キャスタを有するものは、ストッパなど可動防止の措置が必要です。

☆レンジ台の強度と安定性
 レンジ台の表示重量の2倍の重量を加えて24時間放置し、そのあと扉、引き出し等の開閉が
スムーズで各部に使用上差し障りのある変形や破損があってはなりません。また、レンジ台をた
んすのような『箱もの家具』とみた場合、全体の強度も必要です。
 安定性は最重要。なにしろレンジを載せた上部は重く、台の下部、つまり収納部は軽いのです
から。
 スライド式のテーブルが設けられているものー調理した食品をちょっと置くなどできて便利ーは
これを引き出してものを置いたとき、レンジ台が不安定になったり倒れては危険です。当然、もの
の役にもたちません。そこでスライド式テーブルに表示された重量の1.2倍の荷重をかけたとき
転倒しないかどうかをチェックします。スライド式テーブルがない場合も移動させるなど前部分に力
が加わったとき転倒しては危険。この点もチェックします。

☆スライド式テーブルと棚の安定性
 スライド式テーブルは強度も必要です。テーブルを引き出し、表示耐荷重の2倍の重量を24時
簡加えて破損や使用上の支障がないかどうかを調べます。
 スライド式棚はレンジ台の扉の内部にセットされている場合が多いようですが、ここは調味料や
食品の瓶や缶を置くのに重宝しそう。が、この部分も荷重で変形などがあっては困るので、スライ
ド式棚を引き出してテーブルと同じようにチェックします。
 いずれもチェックは収納庫を空の状態にして転倒しないよう床面に固定した状態で行います。

☆ レンジ台収納庫を買うとき
 レンジ台とレンジの重量が釣り合っていなくては危険です。わが家のレンジの重量を確認してく
ださい(レンジの取扱説明書に記載されています。)。
 レンジ台は取扱説明書に記された設置指示等を読み、指示に従って設置することです。そのた
めにもレンジ台収納庫の取扱説明書は保存しておきましょう。
 なお、地震対策はこれらとは別個に対策を立てなければいけません。

☆こんな使い方・こんな注意
 レンジの重さを考慮して収納部分には米、缶詰重みのある調味料などを収納し、上部とバランス
をとる工夫もよいでしょう。また、転倒しにくいようレンジ台の前部分、二か所にくさび状のゴム(ホ
ームセンターなどで扱っています。)をかませるのも効果的です。
 子どもは好奇心いっぱいです。スライド棚を引き出してぶら下がったり、レンジ台の周囲で遊ん
では危険なことをしっかり理解させてください。