SGニュース5月号


メール配信に関するアドレス調査のお願いについて



現在当協会では毎月、小紙「SGニュース」を発行し皆さまに送付あるいはホームページに掲載しご愛読していただいておりますが、今秋からは別途、E−mailを利用して配信する予定で準備をいたしております。

つきましては、「SGニュース」提供ご希望の皆さまのE−mailアドレスを調査させていただきたくご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

下記要領により、当協会管理グループ総務部まで送信をお願いいたします。

1.「SGニュース」担当窓口
  管理グループ 総務部
  E−mailアドレス
 mailto:sg-news@sg-mark.org

2.上記E−mailアドレスに下記内容を送信してください。
  @貴社名(貴団体名)
  A担当者所属/氏名
  B電話番号
  CE−mailアドレス


知っ得と、安心。
 〜入浴用いす − 滑らないいすはない 〜



    生活評論家  佐藤 順子


 浴室は家庭内でも危険度が高い場所ですが、事故は高齢者に多く発生しています。
人は健康と生活の質の維持のために入浴が欠かせませんが、介助が必要な場合は通常の入浴用腰掛けでは使用者の身体を安定させたり、介助をするには不向きです。そこで、新しく入浴用いすの基準が設けられました。


どんな人に適したいすか

 日常生活で姿勢保持ができ、ほぼ自立生活が可能な高齢者(一般的には前期高齢者)を対象としています。
このいすは、一般家庭などの浴室内でシャワーを浴びたり、洗体、洗髪の際に用いるためのいす(以下「入浴用いす」という。)を指します。
座面の高さは35cm以上とし、キャスター等の車輪つきのものは対象外です。なお、入浴用いすには背もたれがあるものと無いものがあります。

基準の内容

 皮膚が直接触れる製品です。入浴用いすで皮膚を傷つけることのないようばりやとがりがなく、ボルトやナットを使用したときは先端が著しく突きでていてはいけません。各部の接合や組み立てが確実に行え、高さ調節はやりやすく、折り畳み式のものは操作が確実に行えることが大切です。
 また、ひじ掛けや背もたれのすき間は首を挟まないすき間でなければなりません。

安定性

 入浴用いすは座ったとき、当然ながら安定性がよい製品でなければなりません。高さ調節ができる製品ではもっとも
厳しい使用条件でチェックします(以後、他の場合も同様)。
 また、高齢者は平衡感覚が衰えていることから、
いすの背もたれなどに手をおいて体の安定を図ることを考慮して、規定値が定められています。

 なお、前方、後方、側方及び背もたれつきの場合は、背もたれの高さに応じてそれぞれの倒れに
くさをチェックします。ひじ掛けや握りのあるものは、この部分に力がかかっても脚部が浮いてはなりません。
いすの強度はオフィス用いすと同じですが、耐久性は入浴という使用目的からそこまでは求めていません。

●滑りにくさ

 製品と、タイル等の床材や床の状態によって滑りやすさは様々に変化します。基準値は設けてありますが、滑らない脚部の端具はないと考えてください。
 座面の滑りにくさは逆に浴槽への移乗のやりにくさや皮膚を傷つけることに繋がり兼ねないので定めていません。
 浴室で使用する製品ですから金属材料は錆びにくい処理が施されていなければなりません。

●使用者が注意すること

 使用する際の注意は使用者自身はもちろんですが、場合によっては介助者に強く求められます。
製品はどのような使い方をしても『転倒しない』というのは不可能なので、入浴用いすを使用するひとの身体状況に応じて介護の『目』と『手』を差しのべてください。
 
 なお、最大使用者体重が取扱説明書に書かれていますから、必要に応じて確認することです。
 
 また、ヘルプ・サービス等では介助者が交代する場合もあるので、取扱説明書は家族が読んでおくとともに、わかりやすい場所に保管しておくことを忘れないでください。