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~製品安全協会ブログ~

  • SGマークについて

2022年7月13日

購入時に「SGマーク」を確認していますか? 

はじめに

こんにちは!製品安全協会です。 みなさんは日頃、どのような基準で「もの」を購入していますか? わたしたちの生活は、さまざまな「もの」に支えられています。 例えば、ベビーカー、抱っこひもなどの乳幼児用品。シルバーカー、つえなどの福祉用具。二段ベッドなどの家具。圧力なべなどの台所用品。自転車やその付属用品。野球、サッカーなどのスポーツ用品。トレッキングポール、キャンプ用テントなどのレジャー用品など。

新しく「もの」を購入する際に確認したいところは、人によってさまざま。 多くの人は、機能性やデザイン、価格などをチェックして、購入するのではないでしょうか。 でも、もう一つ気にしてほしいポイントがあります。 それは、「SGマーク」が付いているかどうかです。 「SGマーク」という名称は知らなくても、マークを見ればピンとくる方が大半でしょう。そう、安全と安心の証ですね。 今回は、この「SGマーク」とはどういうものなのかを解説します。

「SGマーク」とは

SGマークは、このようなマークです。

SGは「Safe Goods」の略です。中央に配置された「S」は、安心を表す緑色で表現。「G」が「S」を包み込むことで、製品が安全を大切にして作られていることを表しています。 これは、1973年10月に施行された「消費生活用製品安全法」に基づき、通商産業省の特別認可法人として設立された製品安全協会が、安全を保証するマークとして創設したものです。 それから半世紀近く、製品は移り変われどSGマークは変わらず、その製品が安全・安心な製品であることを保証してきました。

「SGマーク」が付けられる基準

「SGマーク」は、専門家によって設けられた安全基準を満たす製品だけに付けられます。 製造事業者、販売事業者、学識経験者、消費者代表、検査機関、行政機関などの専門家によって、安全基準が有効で適切か、分かりやすいか、使いやすいかなど、様々な視点で検討しながら制定・改定を行っています。

SG基準の大切な視点の一つは実用性です。いくらがっしり作っても使いにくくてはしょうがありませんし、使いにくいことが安全を損なうことさえあるからです。 また、使用方法を誤ってしまったことが原因となって事故が起きないように、表示や取扱説明書にも適切な注意を書くことを定めています。 安全基準の検討は、しばしば、製品開発と並行して行います。それにより、製品に安全を作りこみやすくし、安全な製品が市場に出まわるのを早めています。

万が一、事故が起きてしまったら?

「SGマーク」が貼付されている製品であっても、ごくまれに事故が発生してしまうことがあります。そんな場合はどうなるのでしょうか。 その「万が一」を考慮し、「SGマーク」には賠償制度が設けられています。 賠償制度は、事故が製品の欠陥によるものと判断された場合に、治療費等を賠償する制度です。客観的で信頼性の高い対応がスピーディーに進められるように、事故申請の受付から、原因調査、賠償まで、中立機関である製品安全協会が行います。

万一事故があった場合、一件あたりの賠償上限金額は1億円です。このような賠償制度があることも、「SGマーク」が信頼される理由のひとつになっています。 ただし、取扱説明書を読んでいなかったり、誤った使い方をするなど、使用する側に過失があると認められて、賠償ができない場合がありますので、ご注意ください。

おわりに

SGマークが付いている製品は、109品目(2022年5月末現在)です。いま、あなたが購入を検討している製品も、もしかすると対象かもしれません。 近年では、インターネットなどで、気軽に製品を購入できるようになりましたが、中には、安くするため、安全性への配慮に乏しい製品が散見されます。他方で、安全意識の高い業者は、SGマークのついた製品を取り扱っています。 ぜひ、日頃から「SGマーク」が付いている製品か確認してください。そうすれば、より安全・安心な毎日を過ごすことができるはずです。 なお、「SG基準適合品」とか「SG基準の試験をパスしている」などという表示は、協会の認証を受けておらず、安全性や品質は保証できません。SGマーク付きの商品と誤認させる可能性のあるもので、景品表示法が禁止する優良誤認表示に該当する可能性があります。そのような商品を見かけられた場合、ぜひ、協会にご一報ください。

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