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第10号 二段ベッドの基準改正

今回のメルマガ
・前半:2020 年 5 月 11 日に基準改正された次の品目のお話
 二段ベッド及びロフトベッド(旧称:二段ベッド)
・後半:お知らせ

メルマガ 第 10 号 発行日:2020/05/14

一般財団法人 製品安全協会
二段ベッド担当

二段ベッドの SG 基準を見直しました。

 この基準は、SG マーク制度が発足して2年後の 1975 年に制定されました。最後の改正となった 1983 年以降の製品の変化を踏まえて見直しを行ったものです。

■材料の変化

 二段ベッドの支柱・はしご等の材料においては、‘80 年代前半までは木製のものが主流でしたが、その後は徐々に金属パイプ製のものが増えています。
 現在では、高級感や温かみのある木製のもの、安価で丈夫な金属パイプ製のものというようにそれぞれに需要があるようです。

 なお、従来の SG 基準は木製のものを主な対象範囲としていたため、今回は木製のものと金属製のものに分けて整理しました。

■構造の変化

 構造においても大きな変化がありました。
当初はベッドを上下に積んだ二段ベッドしかありませんでしたが、その後、ロフトベッドと呼ばれる製品が出てきました。ロフトベッドとは、二段ベッドの上段を就寝スペースとし、下段にあたるスペースに机・棚等の付属品を組み込むことができる構造のものを言います。

 そこで、ロフトベッドについても本体や付属品の安全性を明確にしました。
 ※基準名も「二段ベッド」から「二段ベッド及びロフトベッド」に改称

■その他

電気的安全性への対応、最新 JIS との整合等についても配慮しています。

■トピックス

 さて、今回の基準改正は、流通事業者、及び、製造事業者から SG 表示製品を積極的に市場に提供したいとの意向を受けて始まりました。早急な対応が必要だったため、弊協会内にプロジェクトチームを作り、通常は準備から改正実施まで一年間くらいかかるところを 6 か月で行いました。
 その際、改正の審議に急遽たずさわっていただいた学識経験者、消費者団体、製造事業者、流通事業者、検査機関等の方々には改めて感謝の意を述べさせていただきたいと存じます。

二段ベッド及びロフトベッド  https://www.sg-mark.org/SG/0016

1新着情報  https://www.sg-mark.or
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