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第11号 SG マークはついていますか?

今回のメルマガ
・前半:SG マークに関するお話
・後半:お知らせ
メルマガ 第 11 号 発行日:2020/05/20

SG マークはついていますか?

 SG マークが保証するものはなにか? それは、安全性と信頼性であり、万が一製品に起因する事故が起きた際の人身損害賠償(SG 賠償)です。

 市場には、時折、SG マークが付されていない製品に、「SG マーク適合品」、「SG 基準準拠」、「SG 基準合格品」というような説明が付された製品を目にすることがあります。気を付けて下さい。これらは、SG マーク付き製品とは違い、安全性と信頼性は不確かです。そして、SG 賠償もありません。

なぜ違うのか?

 SG マークは、中立的な機関である(一財)製品安全協会が、客観的な判断基準に基づく審査、試験、検査結果から、マークが付いている製品は全て SG 基準を満たしていると考えられる製品に対してだけ表示が許されています。また、必要に応じて試買検査を行い市場に出回っている SG マーク付き製品をチェックしています。さらに、登録工場を事後調査し、仮に問題が見つかった場合は改善指導をしますし、マーク表示品の出荷停止を求めることもあります。

 このようにして SG マーク付き製品の安全性と信頼性を担保しているのです。その上で、万が一事故が発生した際には、製品安全協会が客観的・中立的な立場から原因究明をスピーディー(概ね二か月以内)に行い、製品に起因する事故と判断されれば速やかに賠償を行います。

 これに対して、SG マークが付いていないのに「SG マーク適合品」、「SG 基準準拠」、「SG 基準合格品」と称しているものは、製造、或いは販売している者が独自の判断で使っている表示です。十分な数の製品を検査しているのか、ランダムにサンプルを採取しているのかなど品質が適切で安定していることを確認しているのかは分かりません。万が一事故が発生した際に、製造物責任の中で対応すると言われるかもしれませんが、客観的・中立的、かつ速やかに事故原因究明ができるとは限りません。 

 このように、「SG マーク適合品」、「SG 基準準拠」、「SG 基準合格品」などの表示(しばしば SG マークのロゴも付されていることがあります)は、SG マーク付き製品とは異なるものですが、あたかも SG マーク付き製品であるかのような誤認を与えるものです。 

 したがって、不正競争防止法において禁止されている品質等誤認惹起行為に当たると理解しております。もしもこのような表示がついた製品やチラシ、Web 情報をお見かけになった場合は、製品安全協会までご連絡ください。 

1新着情報 https://www.sg-mark.org/
・特になし
 

2拡散希望
・受信者の HP、職場の方々、知人等に転送等していただいて構いません。
よろしくお願いいたします。
 

3記事募集
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 製品安全協会広報→ sg-news@sg-mark.org
・SG との関わり、ヒヤリハット事例、製品安全への取組など

2020年度