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第15号 運動不足ではありませんか?

今回のメルマガ
・前半:家庭用フィットネス用品のお話
・後半:お知らせ

メルマガ 第 15 号 発行日:2020/06/29

運動不足ではありませんか?

 こんにちは、製品安全協会の家庭用フィットネス用品担当です。皆様運動不足ではございませんか? 私自身は運動不足で4、5キロほど太ってしまいました。

 コロナ問題を契機に仕事・学習・日常生活様々な局面でステイホームの習慣が定着しつつあります。スポーツジムなどにも行きづらい昨今、家にいながらストレス解消・運動不足の手段としてフィットネス関連製品が売れています。

 SG 基準の中には、家庭内フィットネス用品が7品目ございます。今回は、「家庭用トレッドミル(ランニング・ウォーキングマシーン)」「家庭用自転車エルゴメータ(エアロバイク)」の2品目について安全基準(SG 基準)を改正いたします。

 これらの SG 基準は20年以上前から存在しますが、作成してから時間が経過しているため、実情に即してない部分もあります。今回の SG 基準改正により、消費者の安全を確保しつつ、現在の市場実態と消費者のニーズを反映したものにいたします。

 トレッドミルを例にしますと、かつてはジョギングの代用として導入されてきましたが、今は散歩程度のウォーキング、速足のウォーキング、ジョギングと使われ方に応じた製品が登場しています。歩く速度が遅いなら、より軽量で省スペースの製品が選択できるようになっています。ジョギング用も昔に比べれば省スペース・軽量が進んでいます。

 従来の基準は、時速 8km を境にして、それ以下用の製品とそれ以上用の製品について歩行面と長さについて基準を設けていました。

具体的には以下のようになっていました。↓ 従来の分類

 今回、安全性を確保し、人の歩行・走行動作のデータと製品の使われ方を分析した結果、時速 6km 以下の歩行、時速 10km 以下の歩行、時速 10km 超と3つのカテゴリーに分けることが合理的であることが分かり、それぞれについて基準を設定することとなりました。具体的には以下のようにしています。↓ 改正案の分類

 技術の進歩、人々のライフスタイルの変化に応じて製品は進化します。SG 基準はこのような変化をとらえて基準の見直しを行うことにより、市場環境の変化に対応してきています。ご関心のある製品、分野などあれば是非ご連絡ください。

1新着情報 https://www.sg-mark.org/
・今回はありません。

2拡散希望
・受信者の HP、職場の方々、知人等に転送等していただいて構いません。
よろしくお願いいたします。

3記事募集
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2020年度