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第62号 自転車に乗るときはヘルメットを忘れずに!歩行者は保護帽を!

 自転車に乗っての死亡事故では、頭部の損傷が原因となるものが6割を占めています。ヘルメットを着用していれば、万一の事故の際に死に至る確率は、着用していなかった場合の半分以下に減ります。(警察庁HPより)今年4月に公布された改正道路交通法では、自転車に乗る人すべてにヘルメットを着用することが努力義務として課されることとなりました。警察庁は、自転車乗車中のヘルメットの着用を呼び掛けています。

 また、歩行中に交通事故にあって死傷する場合でも、頭部の損傷が致死原因となることが53%に及びます。年齢が高くなるにつれ、歩行中の事故で亡くなる方が多くなるとのことです。このため、警察庁は、歩行者に対しても頭部保護帽を着用することを呼び掛けています。

 さて、自転車乗車用のヘルメットも、頭部保護帽(衝撃緩和帽)も、SGマークの対象製品です。安全と信頼の証であるSGマークの付いた製品をお選びください。取扱説明書をきちんとお読みいただき、正しく使っていただきたいと思います。

 なお、警察庁の案内にもありますが、ヘルメットや頭部保護帽(衝撃緩和帽)は、あくまでも事故の被害を軽減するためのものです。くれぐれも、交通事故にあわないための安全行動を心がけてください。https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/toubuhogo.html

 

自転車用ヘルメット例(フリー素材)
※SGマーク付き自転車用ヘルメットは数多く販売されています。

 

頭部保護帽例(写真提供:株式会社 特殊衣料)
※このような保護帽も衝撃緩和帽としてSGマーク対象とする基準改正を行う予定です。

2022年度