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第178号 4月23日は卓球の日です
いまや中国選手とそん色のない活躍が光る卓球。一般の娯楽、スポーツとしての人気が高い卓球ですが、卓球台の使い方の問題で毎年のように重篤な事故事例が報告されており、中には、子どもが首を挟まれて7歳の女児が低酸素性虚血性脳症となり重い後遺症が残った事例や、6歳の男児が死亡するという痛ましい事例があります。
卓球台を安全に使用するためのポイントを4つ紹介します。
①移動・設置・収納は、必ず、大人2名で行ってください。
卓球台は重量があるために、一人だと倒れたり、急な挟み込みが起こった時に対応できなくなることが起こります。実際に、大人でも怪我を負う事故は多発しています。
②定期的な点検とメンテナンスをしてください。
卓球台の天板やキャスターの損傷、各部のゆるみは、思わぬ事故につながります。点検表にそって定期的に確認し、異常があれば使用を控えましょう。
③卓球台の目的以外に使用しないでください。
卓球台に腰掛けたり、のぼったり、重いものを置いたりしないでください。転倒や急な折りたたみが起こるリスクがあります。
④屋内で使用してください。
屋外で使用すると、材料の変形、劣化による破壊などにより損傷を受けるリスクが高まります。
そして、あらゆる製品にも共通することとして、取扱説明書をよく読んで、安全に使用するポイントをしっかりとご理解ください。事故を回避するためには、製品を適切に使うことが何より重要です。
卓球台は、公的な施設などに設置されていることが多いですが、使う側も卓球台の状態をよく確認し、問題がある場合は使用を控えて直ちに施設管理者に報告してください。使用する皆さま一人一人の注意が事故を防ぎます。
★移動・設置・収納は、必ず、同じ体力を持つ大人2名で行ってください。
2025年度