E-mail newsletterメルマガ配信
第180号 フットサルゴールは、しっかり固定し、ぶら下がり禁止
フットサルは5人対5人で行われるスポーツであることから、5月5日は「フットサルの日」にも選ばれています。フットサルは1989年に国際サッカー連盟(FIFA)の所管となり、1994年には世界共通の統一ルールがまとめられたことにより、フットサルは正式な競技として認知され、世界中で普及しました。
フットサルは、サッカーよりも気軽にボールゲームを楽しめるのが魅力ですが、安全に注意をしないと死亡を含む重篤な事故が起こるリスクがあるため、十分に注意をいただきたいものです。
過去、2017年に福岡県の小学校で、体育の授業中にゴールが転倒し、児童がその下敷きになって死亡した事故がありました。この事故では、ゴールが適切に固定されていなかったことが原因とされています。
また、高校生がサッカーゴールにぶら下がった際に、ゴールが倒れて顎と首が挟まれ、数日後に死亡した事例があります。このような痛ましい事故は、しっかりと設計・製造されたゴールを使い、それを適切に固定し、また、ゴールにぶら下がるなどの危険な行為のさせないことによって防ぐことができます。
ちなみに、SG基準は、製品の寸法や強度のほか、表示・取扱説明書で注意事項を規定しています。
フットサルゴールを安全に使用するためのポイントは3つあります。ぜひ、改めてご確認いただき、事故の防止に努めてください。
1.設置時は、固定具、打ち込みくい、重錘(おもり)等を必ず使うこと
2.ぶら下がりやよじ登り厳禁
3.安全点検を行い不具合あれば使用を中止し、施設管理者に報告すること
過去のメルマガ
第112号 安全点検は忘れずに!よじ登ったりしないで!-サッカーゴール等の体育用施設器具-
2025年度