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第182号 その保温ボトル、漏れていませんか

行楽シーズンの今、保温ボトルはピクニックやアウトドア、家族や友人とお出かけの際に大活躍のアイテムです。

真空断熱構造により、熱い飲み物や冷たい飲み物を長時間キープできるモデルも多く、この特性を生かすことで外出先のペットボトル飲料の購入頻度を大幅に削減可能です。具体的には1日1本のペットボトル購入をやめるだけで1か月あたり3,000円以上の節約効果(注1)が期待できるほか、プラスチックごみの削減にも直結します。

但し注意しないといけないのが保温ボトルの湯漏れ・水漏れの事故で、日常的に発生しやすいトラブルの一つです。

特に子供が使用する場合や持ち運び中に、カバンの中で中身が漏れることで、他の荷物等が濡れるなどの被害がよく報告されています。

蓋やキャップの締め忘れ・締め不足など正しく閉まっていない場合は原因が明らかですが、横置きにしたときに漏れてしまう製品や落下などの衝撃で本体やキャップが破損し、密閉不良が生じてしまう製品もあります。

SG基準では、落下衝撃試験、振り子衝撃試験に加えカバン等に保温ボトルを入れて自転車等で移動することも想定したSG独自の振動試験機による水漏れ・湯漏れ試験を実施し、それぞれ振動が一定の時間続いても漏れがないことを要求しております。

安全のためにも保温ボトルを選ぶ際はSGマークを参考にしてください。

注1 yahooニュース:https://news.yahoo.co.jp/articles/17204dffd5e78e7e19dd6abd6b751808558cec9e

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