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第183号 山の事故を防ごう!登山を楽しむための安全対策
登山やハイキングの人気が高まる中、自然を楽しみながらもしっかりと安全対策を講じることが、楽しいアウトドアの第一歩です。警察庁の発表によると、令和5年(2023年)の山岳遭難は3,568人にのぼり、過去最多となっています。特に60歳以上の登山者の遭難が全体の約5割を占めており、加齢による体力低下も無視できないリスクとなっています。
そんな中、安全対策のひとつとして注目されているのが、「SGマーク付きのトレッキングポール」の活用です。
SGマーク付きトレッキングポールで安心登山をサポート
SG(Safe Goods)マークとは、一般財団法人製品安全協会が定めた安全基準をクリアした製品に付与される信頼の証。トレッキングポールにおいても、強度・耐久性・構造などが厳しくチェックされ、安全性が認められたものだけにSGマークが付与されています。
山道では滑落や転倒のリスクが高く、実際に遭難原因の第2位・第3位は「滑落」617名と「転倒」604名です(令和5年警察庁データ ※1)。SGマーク付きのトレッキングポールは、登山中のバランス保持や足腰への負担軽減に大いに役立ち、特に疲れが出やすい下山時の事故防止に効果的です。
また、ポールを使用することで体力の消耗を抑えられ、長時間の登山でも余裕をもった行動が可能になります。特に高齢の登山者や初心者にとっては、ポールの有無が安全性に大きく影響します。
登山を楽しむすべての人へ:備えて、安心・安全な一歩を
登山事故を未然に防ぐためには、計画・装備・心構えの3つが不可欠です。中でも装備の質は命を守るカギを握ります。「安全性の確かなSGマーク付きのトレッキングポール」をぜひ登山ギアのひとつとして取り入れてください。
自然を楽しむからこそ、万全の準備を。大切な命を守りながら、安心して山のレジャーを楽しみましょう。
※1:警察庁「令和5年における山岳遭難の概況等」
r05_sangakusounan_gaikyou.pdf
2025年度