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第187号 寝たばこが引き起こす火災の危険性とは?―その習慣が命を奪う前に
たばこを吸う人にとって、1日の終わりに一服してから眠るのはリラックスの時間かもしれません。しかし、その「寝たばこ」こそが、大切な命や財産を奪う火災の原因になりうる、極めて危険な行為だということをご存じでしょうか?
寝たばことは、ベッドや布団に横になった状態でたばこを吸う行為、あるいは眠りながらたばこを吸ってしまうことを指します。多くの場合、喫煙者がたばこを吸っている途中に眠ってしまい、火が完全に消えないまま寝具に落ちて火災につながります。
総務省消防庁が発表している「令和5年(1~12 月)における火災の状況」によりますと、建物の火災件数は、20,974 件で、死者数は1,503人とのこと。
さらに、建物火災 20,974 件を出火原因別にみますと「たばこ」は原因2位の1.925件です。
件数もとても多いですよね。
防止策としては、
① 就寝前の喫煙は絶対にやめる。
眠気がある時の喫煙は非常に危険です。どうしても吸うなら、布団に入る前、椅子などで喫煙し、完全に火を消してから就寝するようにしましょう。
② 火の後始末を徹底する。
灰皿には水を入れておく、吸い殻をゴミ箱に捨てる際には完全に火が消えているか確認するなど、日頃から「火を残さない」意識を持ちましょう。
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ただ、寝たばこは、「たった一度のうっかり」が命取りになる危険な習慣です。
自分自身はもちろん、大切な家族や隣人の命と安全を守るためにも、今すぐ寝たばこをやめましょう。
2025年度