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第191号 ペダルなし二輪遊具はヘルメットとプロテクターをつけて乗りましょう!

ペダルなし二輪遊具は、坂道では速度が上がりすぎてコントロールができなくなり、転倒して頭部に重傷を負う事例や、道路では自動車の死角に入って乗っていた幼児が自動車に巻き込まれる死亡事故が発生しています。このため、国民生活センターが事故事例と注意喚起の報告を行っており、製品安全協会のメルマガ第171号でも紹介しています。

ペダルなし二輪遊具は転倒が想定される製品です。頭部を守るために必ずヘルメットを着用しましょう。ヘルメットは正しく装着し、しっかりと固定してください。また、肘や膝、手のひらなどを守るためにプロテクターを着用することも重要です。転倒時の怪我を防ぐために、プロテクターを忘れずに着用しましょう。この度、キックスケーター、ペダルなし二輪遊具等を使用する際のプロテクターとして、転倒用保護具のSG基準を制定し、7月1日に事務受付を開始しました。

この基準は、EN1621-1(ヨーロッパのオートバイライダー用プロテクター)の膝用、及び肘用の規格を参考に、対象層(未就学児、小学生、中学生以上)の体重や骨の強度を考慮した衝撃吸収性、強度などを規定しています。

信頼性のある防護製品を使うことが重要です。SGマークがその目印です。

2025年度