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第198号 ベビーチェアベルトの安全性が確かめやすくなります!
赤ちゃんとの外食やお出かけで「椅子が合わない」「じっとしてくれない」そんなお悩み、ありませんか?
ベビーチェアベルトは、大人用の椅子やベビーチェアに装着して、乳幼児の椅子からの落下を防止するものです。外食時に子ども用の椅子がない場合でも、ベビーチェアベルトを使えば、抱っこせずに赤ちゃんとの食事を快適に楽しめるもので、ここ10年ぐらいで外食時や旅行先での必需品として急速に普及してきています。
便利な育児グッズである一方、廉価品・粗悪品も流通していて、強度不足による破損等での事故情報・ヒヤリハットが報告されています。そこで、複数の事業者から安全基準の整備を求める声が上がり、約1年間の審議期間を経て、2025年8月1日に「ベビーチェアベルトのSG基準(CPSA 0149)」を新規制定し、8月15日に事務受付を開始いたしました。
この基準は、抱っこひもや乳幼児用ハイチェアの安全基準をベースに、ベビーチェアベルト特有の使用環境や構造を踏まえて策定されたものです。審議している中で、市場で販売されている商品で比較実験を行ったところ、廉価品では強度不足のものがありましたので、注意しましょう。
〈SG基準のポイント〉
・対象年齢:生後6か月〜36か月
・落下防止構造/装着ベルト幅の明確化
・強度/材料/表示/取扱説明書の詳細な規定
赤ちゃんの安全を守るために、乳幼児睡眠用製品の強制規格化や業界全体での取り組みが始まっています。
SG基準に適合したベビーチェアベルトの登場につきましても、ぜひご期待ください。
関連リンク:
ベビーチェアベルト SG基準(公開用)・認証の詳細
HPお知らせ:ベビーチェアベルトの事務受付を8/15開始します
2025年度