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第215号 11月は「製品安全総点検月間」です~身の回りの製品の点検を~

経済産業省では、11月を「製品安全総点検月間」とし、製品を安全に使用するための周知活動等を実施しています。ご家庭にある日常生活に欠かせない製品は、清掃や点検をせずに長い間使い続けたり、不具合や違和感を無視して使い続けたり、誤った使い方をすると思わぬ事故につながるおそれがあるため、安全点検の呼びかけを行っています。
身の回りの製品の使用による思わぬ事故を防ぐためには、安全な製品を選び、正しく使い、定期的に点検することが重要です。

圧力なべ、脚立、ベビーカー、棒状つえ等の身の回りの様々な製品に付いているSGマークは、安全な製品の目印です。製品安全協会では、過去に起こってしまった製品事故をどうすれば防ぐことができたかを考え、製造事業者、販売事業者、学識経験者、検査機関、消費者の意見を聞いて、製品の安全性に関するルールであるSG基準を作成しています。
製品購入の際には、SGマーク付き製品を探してみてください。

また、安全な製品でも使い方を間違えると事故に繋がるおそれがあります。
製品を正しく使うためには、『取扱説明書』や『注意書き』をきちんと読むことが重要です。製品に『取扱説明書』が付いていることを必ず確認しましょう。
SG基準では、日本語の『取扱説明書』を製品に付属することを義務付けています。さらに、正しく製品を使えるように『取扱説明書』や『注意書き』の記載内容についても定めています。サッカーゴール、バレーボール支柱、卓球台などの体育施設用器具の取扱説明書には、点検項目も記載し、製品を長く安全に使えるように配慮しています。

この機会に、製品の使用前に、部品が欠落していないか、ガタツキがないか、ひび割れがないか等、日常的に点検を行う習慣をつけましょう。

※経済産業省HP:製品安全総点検月間 (METI/経済産業省)

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 第145号 11月は『製品安全総点検月間』~安全点検の重要性~ | 製品安全協会CPSA

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