E-mail newsletterメルマガ配信
第216号 乳幼児睡眠用製品専門部会第五回会合で3製品のSG基準案が決定
乳幼児睡眠用製品のSG基準案を審議してきた専門部会が、10月20日の会合で、低月齢乳児用ベッド(バシネット)、ベッドサイドスリーパー、及び、幼児用ベッドガードについての審議を終えました。
これらについてのSG基準案(幼児用ベッドガードはSG基準改正案)は、専門部会における技術的な指摘事項を修正して、11月27日に開催される安全管理委員会における審議を経て正式にSG基準となる見通しです。
なお、これまで、バシネットと仮称してきた製品は、「低月齢乳児用ベッド」と呼ぶこととなりました。これは、この製品の適用が、自力で座る、つかまり立ちする、あるいは、手と膝で立ち上がるようになる前まで(概ね生後5か月まで)の乳児であるためです。市場では、小型ベビーベッドとして販売されている製品がありますが、乳児の発達段階に応じた基準であって製品サイズで定義されるものではありませんのでご注意ください。
専門部会においては、安全基準を定める際に参照する乳幼児寸法データについての資料も提出され理解をいただいています。また、乳幼児が飲み込んで窒息する可能性がある小部品に関する安全基準についても説明がありました。これらは、今後、乳幼児製品の安全基準を検討する際のガイダンスとなる情報ですので、別のメルマガにおいて改めてご紹介いたします。
第5回専門部会における検討を反映した、3製品のSG基準案は以下のリンクからご覧いただけます。
・低月齢乳児用ベッド(バシネット)のSG基準案
・ベッドサイドスリーパーのSG基準案
・幼児用ベッドガードのSG基準改正案
2025年度