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第219号 １１月２６日は「いいふろの日」安全なバスタイムのために知っておきたいこと

浴槽用温水循環器の安全性について考えたことはありますか？

実は、過去に、「24時間風呂」と呼ばれる浴槽用温水循環器を使っていた家庭で、吸込口に髪の毛が絡まり、女児が水死する事故が発生しました。吸込口の安全対策が不十分だったことが原因でした。

この事故を受けて２００３年５月、消費生活用製品安全法の政省令が改正され、浴槽用温水循環器が「特別特定製品」に指定されました。２００３年８月１日施行に合わせ、吸込口の安全性試験（髪の毛が吸い込まれても２０N*以下の力で引き離せるかの確認）、表示・取扱説明書の注意事項などを規定したSG基準が制定されています。（*２０Nは約２kgの力にあたります。）

【浴槽用温水循環器をお使いの方へのご注意】
・吸込口のカバーがゆるみなく付いていることを確認し、毛髪が吸い込まれないよう注意してください。
・運転中に浴槽内に潜らないでください。
・子どもの入浴時は必ず見守ってください。

浴槽用温水循環器をお使いの方、あるいは、ご購入予定の方は、製品にSGマークがついているかご確認ください。
使用年数が経っている場合は、点検とともに買い替えをご検討ください。