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第221号 新たなSG基準制定・改正のお知らせ
11月27日に、協会の安全管理委員会が開催され、6つの製品に関するSG基準制定案・改正案が承認されました。このうち、協会として力を入れてきている乳幼児関連製品が4品目あり、いずれも、これまでに重篤な事故が生じています。事故の未然防止にSG基準を役立てていただければと思います。
1.低月齢乳児用ベッド(バシネット)
自力で座る、つかまり立ちする、あるいは、手と膝で立ち上がろうとする前の乳児(概ね5か月)用
のベッド。リクライニング角度の制限、側壁の高さ、マットレスが沈み込みすぎないことなど。
2.ベッドサイドスリーパー
バシネット、あるいは、ベビーベッドを大人のベッドの脇につけて添寝ができるようにした製品。
子どもが大人のベッドに転がりこまない設計、隙間に窒息などの危険が生じないことなど。
3.幼児用ベッドガード
大人のベッドの脇に取り付けて、大人のベッドを使用する幼児が転落することを防ぐもの。
しっかりと取り付けられて危険な隙間ができないこと、子どもが大人のベッドに乗り降りする際に体
が挟み込まれないことなど。
4.ペダルなし二輪遊具(HPお知らせ)
1-3歳の子どものみを対象とした製品のハンドル幅についての寸法制限を追加。
5.脚立
JIS_S 1121(アルミニウム合金製脚立及びはしご)2024年11月20日改正への整合、踏ざんが
なく天板だけの一段脚立の傾斜角度を追加など。
6.はしご
上記脚立同様にJIS_S 1121改正への整合、屋根などにはしごの脇からでなくまっすぐ上がれるように
上端具と一番上の踏ざんの寸法制限をなくし、特定の寸法を超えるものは強度試験の追加など。
新基準、改正基準情報は、ホームページでご確認ください。一部の詳細技術情報は、1月以降の提供になる場合があります。
2025年度