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第225号 ベッドサイドスリーパーのSG基準:添寝のリスクに対応!
ベッドサイドスリーパーとは、乳児をあやしやすくするために、低月齢乳児用ベッド(バシネット)、あるいは、乳幼児用ベッドの側面を下げて大人のベッドに密着させて取り付けることができる製品です。今年12月に、新たなSG基準が制定されました。
この安全基準の特徴は、乳児が大人のベッドに這い上がってしまうことを防ぐことです。大人のベッド上では、乳児が親の身体に圧迫されたり、毛布や枕など柔らかい寝具に顔をうずめて窒息するリスクが生じます。ベッドから転落するリスクも生じるからです。
具体的には、子どものベッドの側面を下げきってもマットレスの上面から10cm以上の壁ができる構造を求めています。それにより、子どものベッドのマットレス上面を大人のベッドのマットレス上面より10cm以上低くなるようにするためです。

このほかに、親のベッドと子どものベッドをくっつけた際に、口鼻が挟み込まれるような危険な隙間ができないことも重要な要件となっています。
なお、製品の適用は大人のベッドに這い上がれるようになる前の乳児であり、低月齢乳児用ベッドの適用月齢と同じく、概ね、生後5か月くらいまでです。それ以降は、乳幼児用ベッドであってもベッドサイドスリーパーとしての使用はしないでください。
日本では、床に敷いた布団の上で、親子が川の字になって寝るという習慣がありますが、限られたスペースとなるベッドでは、窒息や転落のリスクが高まるのです。残念ながら、市中には、安全基準に明らかに適合しない製品や使用方法が氾濫しています。製品の使用に伴うリスクに十分にご留意いただき、製品を安全にご活用ください。SGマークが安全な製品の目印となります。
2025年度