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第229号 SGマークってなに?

製品が安全で安心して使えることの証としてSGマークが登場してから今年で53年目。
きっかけは、1973年に消費生活用製品安全法(消安法)が制定されたことです。
 

当時、圧力なべ・かまの爆発、登山用ナイロンザイル切断、乳幼児ベッドからの転落・挟まれなどの製品事故が多発して、日常生活で使用する製品に対する問題意識が高まっていました。このため、一般消費者が日常で使用する製品で、構造の構造や使用方法からみて重傷や死亡に至るような事故が生じるリスクが避けられない製品の中から、国が安全基準を設けて規制することとなりました。そして、乳幼児用ベッド、圧力なべ・かま、乗車用ヘルメットなどが指定を受けました。 

しかし、リスクのある製品は多種多様です。このため、法律において、国の規制を補完する任意の安全基準と、それに基づく製品認証、および、万が一製品事故が発生したときの賠償措置を行う母体として「製品安全協会」が特認法人として設けられました。協会が定める安全基準がSG基準、製品認証の証がSGマークとなったのです。 

製品安全協会の法人格は、その後の変遷で一般財団法人に変わりましたが、協会の任務及びSG基準の役割は消安法制定以来変化していません。また、SG基準の制定・改正には、事業者だけではなく、学識経験者、消費者団体、検査機関が参画し、また、関係省庁がオブザーバーとして加わります。つまり、その検討過程で、個々の製品に求める安全性について、社会としてのコンセンサスを醸成しているのです。 

SG基準が設けられている製品は、協会の認証を得ることでSGマークを貼付することができます。そのための試験・検査は中立性の高い検査機関が行います。つまり、第三者認証となっています。一部の製品を除くCEマークは自己認証ですので、SGマークの信頼性はそれよりも高いのです。 

現在、155品目の製品にSG基準が制定されており、この春には最近あらたにSG基準が設けられた低月齢乳児用ベッド、ベッドサイドスリーパーを含むすべての製品でSGマークを貼付することが可能となります。製品の安全性を確かめるために、SGマークが付いているか、是非ご確認ください。 

参考:SG基準一覧 

2025年度