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第244号 低月齢乳児用ベッド(バシネット)のリスクは?(その1)
消安法で特別特定製品に指定されている乳幼児用ベッドの中に、あらたに、バシネットとベッドサイドスリーパーが対象として加わることとなりました。なぜ、そうなったのか?それぞれの製品の使用にともなうリスクと、安全な使用のためのポイントをご紹介させていただきます。
まずは、バシネットです。この製品は、手や膝を立てるなどして起き上がろうとしたりお座りしようとする前の、おおむね、生後5か月児くらいまでの乳児のベッドとして使われるもので、ベビーベッドよりは小型のものが多く、大人のベッドの脇につけて添い寝ベッドとして使えるものもあります。
製品の使用にともなうリスクで、もっとも、重視されるのは窒息です。寝返りを思うように打つことができない乳児が、片側に転がってうつ伏せの状態になってしまったとき、製品の側面とマットレスの間の隙間や、柔らかなマットレスや敷布に口・鼻を塞がれることで窒息します。命を落とすことがなくとも、ほんの2-3分で、重度な後遺障害を生じることがあります。
このため、マットレスと壁面に危険な隙間ができないこと、および、マットレスが沈み込みすぎないこと(適当な硬さがあること)が重要な要件となります。また、乳児が転がって危険な体勢になりにくくするために、リクライニング角度は10度以下と定められています。揺動椅子のように角度がついていると、横に倒れた姿勢から首を起こすために強い力を必要としますが、乳児の筋肉はそれには十分に発達していな可能性があるからです。
窒息に加えて、転倒・転落のリスクがありますが、次のメルマガでご紹介します。

*イラストは、生成AIで作成しました。
2026年度