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第258号 ペダルなし二輪遊具のSG基準と初の上市について

このたび、SGマーク付き「ペダルなし二輪遊具」が市場にて初めて販売されました。

ペダルなし二輪遊具は、幼児が足で地面を蹴って進む二輪の乗り物で、いわゆるキックバイク等に該当します。市場の拡大とともに、事故が社会問題化してきており、安全性の確保が急務となっていました。これを受けて、2025年3月にSG基準が制定され、同年7月から事務受付が始まっていました。そして、このたび、初のSGマーク認証製品が上市されることとなりました。

SG基準では、製品の外観や構造において鋭利な部分や突起を排除すること、ハンドル周辺での挟み込みを防止する設計とすること、各部のガタつきを抑えることなどに加えて、車体寸法や構造についても適正範囲を定め、脱輪防止や円滑なハンドル操作など、使用時の安定性にも配慮しています。当然のことながら、強度・耐久性は重要な要件であり、ハンドル操作に対する強度試験や走行耐久試験、転倒や落下を想定した衝撃試験などを実施し、実使用環境を踏まえた安全確認を行っています。加えて、誤った使用を防ぐための表示や取扱説明書に関する要件も定めており、道路や坂道での使用禁止、保護者の監督、ヘルメット・転倒用保護具の着用推奨など、使用時の注意事項を含めて安全性を確保する仕組みとなっている点が特徴です。

今回上市された製品は、ペダルなし二輪遊具として使用できるだけでなく、三輪車にも変形可能なタイプです。もちろん三輪車としてのSG認証も取得されており、このような形態変化(通常は三輪車からペダルなし二輪遊具へ)を伴う製品についても基準の適用対象となっています。このように、多様なタイプの製品への進化が予想されるなかで、SG基準はそれらに対して安全性の基礎を与えるものです。製造事業者においては製品の設計において、消費者、あるいは流通事業者が安全性の確かな製品を選択するためにSG基準、SGマークをご活用ください。

SGマーク付き「ペダルなし二輪遊具」の紹介

*イラストは、生成AIで作成しました。
(幼児用三輪車、ペダルなし二輪遊具、自転車等用ヘルメット、転倒用保護具)

2026年度