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第268号 知っておきたい!自動車用ジャッキの安全な使い方と選び方

車のトランクに入っている「パンタグラフジャッキ」を正しく使えていますか?
タイヤのパンクなどの緊急時に大変心強い道具ですが、実は毎年のように死亡事故が発生している危険な工具でもあります。
安全なカーライフのために知っておくべきジャッキの知識をお届けします。

1. ジャッキの種類:あなたの車はどのタイプ?
自動車用携行ジャッキは、大きく分けて「ねじ式」と「油圧式」とがあります。
手動ネジ式パンタグラフジャッキ:最も一般的で、多くの車に装備されています。L字型レンチでネジを回して車体を持ち上げます。
油圧式パンタグラフジャッキ:レバーを上下に動かすだけで楽に車体を持ち上げられ、力のない方でも扱いやすいのが特徴です。
普通形ジャッキ:油圧式の一種で、垂直にラム(昇降部)が伸びる構造のものです。

2. 事故を防ぐ!使用上の絶対ルール
ジャッキを使用する際は、次の注意点を必ず守ってください。
平坦で硬い場所で使う:坂道や柔らかい地面、砂利道は厳禁です。排水用のわずかな傾斜でも車体が横滑りするリスクがあります。
車両専用品を使用する:ジャッキアップポイントの形状は、て車種により異なります。必ず自分の車の取扱説明書を確認してください。他車のジャッキは使わない、特に外国車は日本製のジャッキが合わない場合があります。
車の下には絶対に入らない:作業中に車の下に入ったり、振動を与えたりしてはいけません。また、必要以上に高く上げすぎないことも大切です。

3.安心の目印「SG基準」とその有用性
信頼できる製品を選ぶ目安となるのが、製品安全協会による「SG基準」です。この基準は、一般消費者の生命や身体に対する被害を防止することを目的として定められています。 SG基準の認証品は、次のような厳しい試験をクリアしています。
過酷な荷重試験:最大使用荷重の120%での作動試験や、150%の荷重をかけても異常がないかを確認する強度試験が行われます。
傾斜地での安定性:6度の傾斜板に載せて最大荷重をかけても、破損や変形がないかを確認しています。
明確な表示:製品には製造年や最大使用荷重、正しい取扱説明書の添付が義務付けられています。

いざという時のために、ご自身の車のジャッキがどこにあるか、そして安全基準を満たしているか、一度チェックしてみてください。

2026年度