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第51号 SG基準詳細技術情報の提供が申請ベースとなります

今回のメルマガ
・前半:SG基準詳細技術情報の利用について
・後半:お知らせ
メルマガ 第51号 発行日:2021/12/28

SG基準詳細技術情報の提供が申請ベースとなります

 これまで、SG基準は、基準の内容すべてと検査マニュアルなど、製品の基準適合性、工場審査に必要な技術情報のすべてをWeb上で公開していました。しかしながら、この情報を基に、「SG基準適合」、「SG基準準拠」、「SG基準同等」など、あたかもSGの認証を受けてSGマークが付けられた製品と同じ性能・品質であるかのように表示を行って製品を製造・販売する事例が散見されます。そのような場合、本当にSGに相当する性能・機能・品質を有している製品であるかは分からないため、SG基準やSGマーク付き製品の信頼性を損ないかねないことが懸念されてきました。

 このため、2022年1月1日からは、SG基準との適合を確認するために必要な詳細技術情報は、WEB上での公開は行わないこととし、必要な方には協会に申請していただくことといたします。一部例外を除いてどなたでも申請をいただけますが、この情報の使用の条件として、上述のようなSGと混同する可能性のある表示を行わないことを約束いただきます(協会が定める「SG基準詳細技術情報利用規程」を受諾いただきます)。一部例外とは、SGと混同するような表示を実際に行っている事業者ですが、そのような表示を速やかに止め、表示品の回収・処分などの適切な措置をいただける場合には、上述の条件で詳細技術情報をご提供いたします。

 詳細技術情報は、政府関係機関、研究機関、検査機関、消費者団体等非営利で中立性が高い者には無償で提供いたしますが、事業者、業界団体、個人からは一件当たり5,000円(税込み5,500円)の手数料を申し受けます。

 今後、認証を受けていない製品を認証を受けてSGマークを付けた製品と同じ、あるいは、同等であるかのように表示することは、SG基準詳細技術情報利用規程に違反しているか、或いは、SG基準に関する最新の情報を確認せずに行っていることとなります。そのような表示は、景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)が禁止している不当表示に該当する可能性が高くなりますのでご注意ください。

 製品をお求めになるとき、広告や商品の表示にSGについての言及があった場合は、今一度、SGマークが貼付されているかをご確認ください。SGマークがなければ協会の認証を受けた製品ではありません。また、上述のような問題がある可能性がございますので協会までご一報いただければ幸いです。

(参考)SG基準詳細技術情報利用規程

①新着情報 https://www.sg-mark.org/
・2021/12/23 広報の強化について ~新HP運用開始~

②拡散希望
・受信者のHP、職場の方々、知人等に転送等していただいて構いません。 

③記事募集
本メルマガに載せてほしい記事や要望等がございましたら下記までお知らせください。
 製品安全協会広報→ sg-news@sg-mark.org
 ・SGとの関わり、ヒヤリハット事例、製品安全への取組など
 
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