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第46号 小径のフライパン・片手鍋の取扱いに注意について

今回のメルマガ
・前半:小径フライパン等のお話
・後半:お知らせ
メルマガ第46号発行日:2021/09/2

小径のフライパン・片手鍋の取扱いに注意について

1.はじめに
 2021年9月16日に国民生活センターが、「小径のフライパン・片手鍋の取扱いに注意―フライパン等の調理中の落下、取っ手の焼損、固定ねじの腐食が発生しています-」として注意喚起とともに下記のテスト結果と消費者へのアドバイスを発表しました。

2.具体的には
 ①小径のフライパン等をガスこんろで使用する際は、調理油過熱防止装置の影響で傾くことがありますので、取っ手を持ちながら注意して調理すること。

 ②ガスこんろの炎が大きいと、取っ手の樹脂部に炎の先端が当たり、焼損する恐れがあるため、特に小径の場合は、取っ手の根元部分が炎に近く、鍋底からはみ出した炎の先端が取っ手に直接当たらないよう火力に注意すること。

 ③取っ手の先端から根元部分まで貫通する長いねじで留められているものは、取っ手内部に水が残ると、ねじが腐食して破損する恐れがあるので、洗った後は十分に水を切りって乾燥させ、取っ手を留めているねじが緩んでいたら締め直すこと。

3.追加情報として
 取っ手が熱くなり火傷をしそうになったり、持てずにフライパンをひっくり返してしまったりすることは、よく起こりうることですが、気を付けて正しく使用していただければ事故を防止することができます。その際、安全性の高い製品を正しく使うように心がけてくださ
い。取っ手に関しては、SGマーク対象製品は、すぐに熱くなることがないような寸法、材質となっています。適切な火力で使用すれば取っ手が異常に熱くなることは避けられます。しかし、強火だと火がフライパン等の本体の横からはみ出して取っ手を加熱することがありますのでご注意ください。正しく使う際に、内容物の重さとのバランスも重要です。一酸化炭素発生抑制調理器具のSG基準では、調理油加熱装置付きこんろで使用する場合は調理器具及び調理物を合わせて300g以上で使用することを想定して基準化しています。少量の食材を加熱する際には、フライパンから手を離さずに注意して調理してください。

国民生活センター発表資料
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210916_2.html

①新着情報 https://www.sg-mark.org/
・2021/09/162022年度以降の確認審査等の進め方についてInspections of Registered Factories

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