初版:2025/12/3、最終更新:12/8

11月27日に、協会の安全管理員会が開催され、6つの製品に関するSG基準制定案・改正案が承認されました。このうち、協会として力を入れてきている乳幼児関連製品が4品目あり、いずれも、これまでに重篤な事故が生じています。事故の未然防止にSG基準を役立てていただければと思います。

1.低月齢乳児用ベッド(バシネット) 基準(公開用)

自力で座る、つかまり立ちする、あるいは、手と膝で立ち上がろうとする前の乳児(概ね5か月)用のベッド。リクライニング角度の制限、側壁の高さ、マットレスが沈み込みすぎないことなど。
 ※事務受付開始予定:2026年3月、問い合わせ先:業務グループ 大野

2.ベッドサイドスリーパー 基準(公開用)

バシネット、あるいは、ベビーベッドを大人のベッドの脇につけて添寝ができるようにした製品。子どもが大人のベッドに転がりこまない設計、隙間に窒息などの危険が生じないことなど。
 ※事務受付開始予定:2026年3月、問い合わせ先:業務グループ 松田

3.幼児用ベッドガード 基準(公開用)

大人のベッドの脇に取り付けて、大人のベッドを使用する幼児が転落することを防ぐもの。しっかりと取り付けられて危険な隙間ができないこと、子どもが大人のベッドに乗り降りする際に体が挟み込まれないことなど。
 ※事務受付開始予定:2025年12月、問い合わせ先:業務グループ 黒川

4.ペダルなし二輪遊具HPお知らせ

1-3歳の子どものみを対象とした製品のハンドル幅についての寸法制限を追加。
 ※事務受付開始:2025年11月15日、問い合わせ先:業務グループ 本多、阿部、畠

5.住宅用金属製脚立

JIS_S 1121(アルミニウム合金製脚立及びはしご)2024年11月20日改正への整合、踏ざんがなく天板だけの一段脚立の傾斜角度を追加など。
 ※事務受付開始予定:2026年1月、問い合わせ先:業務グループ 畠

6.住宅用金属製はしご

上記脚立同様にJIS_S 1121改正への整合、屋根などにはしごの脇からでなくまっすぐ上がれるように上端具と一番上の踏ざんの寸法制限をなくし、特定の寸法を超えるものは強度試験の追加など。
 ※事務受付開始予定:2026年1月、問い合わせ先:業務グループ 畠

★SG基準の詳細技術情報を入手したい場合は、こちらから

ペダルなし二輪遊具のSG基準では、外観・構造・寸法、強度、走行耐久性、耐衝撃などを規定しています。

今回の改正は、適用範囲が小さい年齢に限定される場合、当該年齢の体格に比べて車幅(ハンドル幅)が広すぎる寸法になっていたため、狭くしました。

事務受付開始日:2025年11月15日

関連リンク:SG基準(公開用)、認証の詳細

※SG基準の詳細技術情報を入手したい場合は、こちらから

(本件に関する問い合わせ先:業務グループ 本多、阿部、畠)

ベビーチェアベルトは、大人用の椅子やベビーチェアに装着できて、乳幼児の椅子からの落下を防止するものです。

外観及び構造、強度などを規定しています。

事務受付開始日:2025年8月15日

関連リンク:メルマガ記事 ← 8/15PM更新

      SG基準(公開用)、認証の詳細 ← 8/15AM更新

※SG基準の詳細技術情報を入手したい場合は、こちらから

(本件に関する問い合わせ先:業務グループ 畠)

先般ご案内いたしましたメルマガ第174号にて、ベビーカーに関するSGマーク制度の最新情報をお届けいたしましたが、 2025年6月1日より、該当制度に関する事務受付を正式に開始しましたことを、改めてご案内申し上げます。 

 【受付概要】 
■受付開始日:2025年6月1日
■対象製品:SGマーク制度の対象となるベビーカー(新規・更新・変更申請) 
■対象事業者:ベビーカーの販売・流通に関わる事業者様 
 

ご不明点や申請に関するご相談は、製品安全協会事務局までお気軽にお問い合わせください。 
今後とも、SGマーク制度の円滑な運営と、製品安全の向上にご協力賜りますようお願い申し上げます。 

 

 

転倒用保護具とは、転倒することを前提とした製品(キックスケーター、ペダルなし二輪遊具等)を使用する際に装着し、転倒時の衝撃から膝、肘、手のひらを保護するものをいいます。

SG基準では、衝撃吸収性、強度などを規定しています。

事務受付開始日:2025年7月1日

関連リンク:メルマガ記事

      SG基準(公開用)、認証の詳細

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(本件に関する問い合わせ先:業務グループ 畠)

ベビーカーの安全性向上のため、基準改正/制定を行い、事務受付を開始します。

CPSA0001:SGベビーカー(改正)

CPSA0152:ENベビーカー(制定)

事務受付開始日:2025年6月1日

関連リンク:メルマガ記事

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(本件に関する問い合わせ先:業務グループ 本多、黒川)

乳幼児用ハイチェアのSG基準では、使用時の安定性や座面の強度などを規定しています。

今回の改正は、種類にて18 か月から使える横枠のみの Ia 形の削除を行い、安全な使い方を整理し分かりやすくしました。

事務受付開始日:2025年5月1日

関連リンク:メルマガ記事

      SG基準(公開用)、認証の詳細

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(本件に関する問い合わせ先:業務グループ 本多)

ペダルなし二輪遊具とは、幼児が遊具として使用するペダルがない二輪車であって、フレーム体、車輪、ハンドル、サドルを有しており、推進力は足裏で地面をけることによって得るものです。

SG基準では、走行耐久性、耐衝撃性などを規定し、交通のひんぱんな道路や坂道では使用しないなどの注意事項の表示を求めています。

事務受付開始日:2025年5月1日

関連リンク:メルマガ記事

      ペダルなし二輪遊具のSG基準(公開用)、認証の詳細

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(本件に関する問い合わせ先:業務グループ 本多、阿部、畠)

衝撃緩和帽のSG基準は、通園・通学用、体育授業用、軽作業用として頭部を守る帽子ということで2021年に制定しましたが、この度は対象範囲の拡大を図るため、キャンプ用、レジャー用、ハイキング用等を追加することになりました。メルマガ第94号参照

そして、2024年9月に流通事業者様から「衝撃緩和帽は防災用としても使用可能か」とのお問い合わせを受け、学識経験者、消費者団体、事業者、検査機関が委員となった専門部会で検討した結果、防災用としても使用可能となりました。2025年1月にSG基準の改正を行い、事務受付を開始いたします。メルマガ第157号参照

衝撃緩和帽 | 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)

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