このたび、ゆたんぽのSG基準を改正し、事務受付を3月1日から開始します。
今回の改正ポイントは、これまで対象外となっていたクロロプレンゴム製の製品に対応したことと、金属製ゆたんぽについて安全性を高めるための基準追加の2点です。

① クロロプレンゴム製ゆたんぽについて

 長く安全に使用されてきながら対象外となっていたクロロプレン製ゴム製品を対象とするために、JISで定められた材料試験の1項目である生地の引裂強さについて安全性を考慮した上で基準値の見直しを行いました。ちなみにクロロプレンゴム製はウェットスーツに使われている素材と同じもので、気泡が入っているため断熱性が高く熱の伝わりが緩やかでやけどをしにくいと言われています。

② 金属製ゆたんぽについて

 直接加熱できるタイプで圧力調整形のものにあっては、底の耐熱衝撃性試験を追加して、安全性を高めました。

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★ゆたんぽはエコでクリーンに寝具等を温めることができるためニーズが上がっており、SG表示数量はここ数年に比べ大きく増えています。ただし、安全に使用するためには、表示・取扱説明書をよく読んで使用することが重要ですので、お気を付けください。

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問合せ先(担当者) 業務グループ 畠、本多
TEL:03-5808-3302
Mail:m-hatake@sg-mark.org

 近年、硬式野球においては、打者の技能の向上により打球が速くなり、投手が打球をよけきれず危険な状態になってきていることから、公益財団法人日本高等学校野球連盟他と協力して、使用されている非木製バットのSG基準を改正し、「硬式野球用バットについての反発性能に関する規定」を設けて打球が速く飛びすぎないようにしました。  

 打球が速くなりすぎないようにするためにはバットの反発性能を抑える必要があり、そのために、打球部の肉厚を厚くする改正(現行の3㎜程度から4㎜以上)を行っています。

 なお、非木製バットは、長期間使用すると金属疲労により劣化して、使用中に突然破損して飛散し選手に当たり怪我をさせるリスクがあります。そのため、これまでは、このような劣化が起こる前に打球部が変形・ひび割れなどすることで、交換のタイミングがわかるようになっていました。しかし、上記の改正により打球部の耐久性が大きく向上するために、バットの握りに近い部分で折れて飛散するリスクが生じます。このため、バットが破損するような劣化をする前にバット先端部が変形するなどして使用限度がわかるように、先端部の強度に関する規定を新たに設けました。なお、使用上の注意として、日常点検において先端部の変形や割れなどを確認することを求めています。

 この改正したSG基準は本年4月1日に施行することとしていますが、改正した基準に適合するバットについては、グリップ部上方にある製造年月表示(アルファベット4文字)のあとに「‐R」との表示が付加されますので、新旧どちらの基準に対応しているバットであるかを区別するときの目印としてください。

検証実験風景

 

問合せ先(担当者) 業務グループ 菅(かん)、本多

TEL:03-5808-3302 / FAX:03-5808-3305  

Mail:h-kan@sg-mark.org     f-honda@sg-mark.org

このたび、当協会では歩行車のSG基準を改正しました。 つきましては、SG基準改正の事務受け付けを3月1日から開始いたしますので、お知らせいたします。

認証の詳細については、当協会のホームページで公表していますので、ご確認いただきますようお願い申し上げます。

なお、SG基準及び検査マニュアルについては、必要な方は協会に申請をしてください。

不明点などございましたら、担当までご連絡ください。

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お問い合わせ(担当者)

業務グループ 阿部、黒川

110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 TEL:03-5808-3302 / FAX:03-5808-3305

拝啓時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素より協会事業にご理解・ご協力賜り厚く御礼申し上げます。

この度、当協会が制定した一酸化炭素発生抑制調理器具務受付を202111日より開始いたしました。

SG基準は使用時の安全性はもとより表示や取扱説明書にも要求事項を定めおり学識経験者、消費者、工業団体、製造事業者、流通事業者意見を踏まえて制定しております。

今回制定した一酸化炭素発生抑制調理器具のSG基準はガスコンロで使用する調理器具の安全を啓発するための基準です。

是非、SGマーク制度の活用をご検討頂けましたら幸い

 

【本件に関するお問い合わせ】

一般財団法人製品安全協会

〒110-0012東京都台東区竜泉2-20-2ミサワホームズ三ノ輪

TEL:03-5808-3302 業務グループ永田

FAX:03-5808-3305 E-mail:t-nagata@SG-mark.org

表題の件、

次のとおり衝撃緩和帽のSG基準を制定し、事務受付を開始します。

  基準制定日202111

  事務受付開始日:202111

 

主な内容

  1.  用途の種類

呼称 用途(使用対象) 内 
A型

16歳区分

(未就学児用)

1歳以上の未就学児が通園用、体育用、遊び場・イベント会    場用として使うもの
B型

612歳区分

(小学生用)

小学生が通学用、体育用、遊び場・イベント会場用として使うもの
C型 軽作業用 家庭での物品移動、庭仕事、大掃除、DIY等で使用するもの

 

2. 外観及び構造

    製品安全の観点から必要な外観及び構造を定めた。なお、洗濯可能なものにあっては
       JISに従った洗濯を3回実施後確認することとした。詳細は検査マニュアルにて規定する。
    JIS L1930「繊維製品の家庭洗濯試験方法」

 

3.  衝撃緩和性

   用途の種類毎に分けた対象者の頭部質量や対象者の行動から設定した頭部の衝突速度を
  もとに頭部衝突エネルギーを算出し、下記の参考資料も活用し、用途の種類ごとに試験の仕
  様と基準値を定めた。

 

     参考資料
           平川公義、中村紀夫、益澤秀明、橋爪敬三、佐野圭司:“頭部衝撃における人頭皮の緩衝
     能とそのシミュレーション”、人間工学1970Vol.6No.2

 

4.    材料
      製品が人体に及ぼす影響のある材料としてホルムアルデヒドを対象とする規定した。そ
  の対象となる材料は、帽子生地及び衝撃緩和材とした。

 

5.  表示及び取扱説明書
    本体表示はSGの基本事項をベースに家庭用品品質表示法の帽子の項も参考にして定め
   た。また、取扱説明書もSGの基本事項をベースとし、小学生以下が使用する場合には、保
   護者・指導者等が守らせたり、注意したりすることを記載することを求めた。

 

 制定されSG基準、検査マニュアル、認証手続き書につきましては、弊協会ホーム
ページよりご確認願います。
 https://www.sg-mark.org/product-cat/others/

0145 衝撃緩和帽

 ご参考メルマガ 2020/9/10 子供の頃、痛い思いをしたことはありませんか

https://www.sg-mark.org/mailmagazine/

 

お問い合わせ(担当者)

業務グループ畠(はたけ)、阿部

 

TEL:03-5808-3302  FAX:03-5808-3305

Mail m-hatake@sg-mark.org

拝啓時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素より幣協会の業務にご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます

 

 さて、弊協会では新しく「トレッキング用キャップ」のSG基準を制定ました。

 すでに当ホームページ上の新着情報(202086日付)でお知らせしていましたが、2020年12月1日より申請の事務受付を開始いたします。

 

 なお、基準、検査マニュアル、認証手続き書の内容につきましては、別途弊協会ホームページよりご確認いただけます

 

 

https://www.sg-mark.org/product-cat/sports-and-recreations-goods/

平素はご厚意を賜り御礼申し上げます。

 さて、製品安全協会では、現在新規品目「トレッキング用キャップのSG基準」を今秋の事務受付開始に向けて準備中です。

 これまで「登山用のヘルメット」につきましては基準が存在しましたが、今回、軽登山・ハイキング等で使用する軽便な製品についてSG基準化しました。

 登山用ヘルメットは主に落石等上方からの飛来物に対して頭部を保護するものであるのに対して、軽登山・ハイキングに用いるトレッキング用キャップは主に転倒から頭部を保護する目的で被っていただく製品として、想定されるリスクを念頭に受容可能な範囲での保護性能(衝撃吸収性)を規定しています。

 (以下、主たる性能の部分抜粋)

項  目 基  準 基  準  確  認 方 法

2. 衝 撃 吸 収

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.衝撃吸収性試験を行ったとき、最大衝撃力は 15.0kN 以下であること。また、衝撃を受けた後も使用者に障害を与える破損がないものであること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. キャップを下表に示す条件で前処理をする。その後、前処理装置から取り出して直ちに JIS T8131(2015 年 産業用ヘルメット)に定める人頭模型に装着し、頭頂部及び図 1 に示す前頭部又は後頭部の2 か所に質量 5kg±0.1kg の図 2 に示す平面アンビルを高さ 0.25m±0.01m から落下させたときの人頭模型に加わる衝撃力を測定して確認すること。 また、衝撃吸収性試験後も使用者に障害を与えるおそれのある破損がないことを確認すること。

 

 

表:前処理の条件

前処理の種類 条件
高温前処理 キャップを 50±2°Cの条件に 4~24 時間保持する。
低温前処理 キャップを-10±2°Cの条件に 4~24 時間保持する。
浸せき前処理 キャップを 25±5°Cの水中に 4~24 時間保持する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ E-mail operation@sg-mark.org

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素より幣協会の業務にご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます

 

さて、首記の件、

イベント用テントのSG基準を改正し、202071日より事務受付を開始します。

 

主な改正点

   ・テントの種類を見直して、次のとおり分けた。

 (1) テントの収納方法の種類(I形:一体収納タイプ、II形:分離収納タイプ)

 (2) 天幕部の用途の種類(a形:通常タイプ、b形:超防水タイプ、c形:日除けタイプ)

テントの種類に合わせて、それぞれに要求する材質の項目を整理した。

 【例1】一体収納タイプは、支柱を折りたたむ際に天幕部の生地にテンション

  がかかる場合があるため、JIS L10962010年)A引張強さを強くした。
    I形(一体収納タイプ):1000N以上
     II形(分離収納タイプ):410N以上
 
 【例2】超防水タイプは、JIS L1092(2009年)A法の耐水度を強くした。
   a形(通常タイプ):800㎜以上
   b形(超防水タイプ):1500㎜以上
・表示及び取扱説明書にて不明確だった点を見直し

 

■経過措置期間
 ・新基準は現行品に影響を与えるものではないため、経過措置期間はありません。

 改正されたSG基準、検査マニュアルにつきましては、別途弊協会ホームページより

ご確認願います。
 なお、認証手続書も7/10までには改正予定です。

 

敬具

 

お問い合わせ(担当者)
業務グループ畠(はたけ)、阿部
TEL:03-5808-3302 / FAX:03-5808-3305
Mail m-hatake@sg-mark.org

拝啓時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素より幣協会の業務にご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、首記の件、

住宅用金属製はしごのSG基準を改正し、2020年4月1日より事務受付を開始します。

 

■主な改正点

・基準の目的を他のSG品目の表現に合わせ見直し

・適用範囲にてはしごの定義を明確化

・現行は100kg仕様だけであったが、体格の良い方も多くなっており130kg仕様を追加

・はしごの強度について130kg仕様を追加(強度試験の際に加える力は100kg仕様に対して1.3倍)

・表示及び取扱説明書にて不明確だった点を見直し

■経過措置期間

・新基準と旧基準の併存期間は1年間(2021年3月末日まで)

改正されたSG基準、検査マニュアル、認証手続き書につきましては、別途弊協会ホームページよりご確認願います

 

お問い合わせ(担当者)

業務グループ畠(はたけ)、阿部

TEL:03-5808-3302 / FAX:03-5808-3305

Mail m-hatake@sg-mark.org