一般財団法人 製品安全協会
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自転車等用ヘルメットの検査マニュアルを改正しました。
表示及び取扱説明書について 1.(1) 基準(イ)項 下線部分を削除しました。
新)
「自転車用ヘルメット又は走行遊具等用ヘルメットである旨の表示」は、〇ポイント(〇 mm)以上とする。
旧)
「自転車用ヘルメット又は走行遊具等用ヘルメットである旨の表示」は、外表面の見やすい箇所に表示し、その活字の大きさは〇ポイント(〇 mm)以上とする。
〇の数値については、詳細技術情報のため必要な方はリンク先から申請ください。
同意書 / Written Consent について | 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)
問合せ先(担当者) 業務グループ 阿部
Mail:t-abe@sg-mark.org
『ヘッドギアのSG基準適用範囲が野手全般になりました。』
公益財団法人日本高等学校野球連盟から「頭部を怪我したことがある高校球児たちの試合や練習中にヘルメットのようなものをかぶらせたい」との相談があり、野球用ヘルメットには「ひさし」があって野手同士が交錯したときなどに接触者にケガさせる恐れがあるなどの関係から、「野球投手用ヘッドギア」と同等の構造のものが適切であると認められました。
これを受け、学識者、競技者団体、事業者、検査機関などからなる専門部会審議を行い、「野球投手用ヘッドギアのSG基準」の適用範囲では投手が着用するヘッドギアに限定していましたが、基準の名称も「野球用ヘッドギアのSG基準」と改称して「野手全体」を適用範囲とする基準改正を行いました。
事業者の協力もあり、次のような『野球用ヘッドギア』の販売が始まります。

↓ SG基準、認証の詳細はこちら
野球用ヘッドギア | 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)
このたび、プラスチック浴そうふたのSG基準を改正し、事務受付を5月1日から開始します。
1.改正ポイント
形状による分類においてわかりやすくするために市販の名称を追加しました。
また、指はさみの注意やふたの上に座ったりしないこと、ベビーバスをふたの上で使用しないことなどの注意事項を追加しております。
2.SG基準の入手方法
詳細技術情報の入手希望者は、「SG基準詳細技術情報利用規程」の内容を十分に理解した上で、同意書に必要事項を入力し電子ファイルのまま下記担当まで送信ください。
不明点などございましたら、担当までご連絡ください。
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お問い合せ
担当:業務グループ 永田、本多
TEL:03-5808-3302
Mail:t-nagata@sg-mark.org
新規品目として「避難所用間仕切りテント」の SG 基準を制定しました。
SG認証の事務受付開始は2023年1月5日を予定しています。
1.制定の経緯
台風、大雨、地震等が毎年発生し、被害の頻度増や対象範囲拡大が起きており、避難指示が出された際などに、避難所用に備蓄しておくものが必要となってきている。
内閣府「避難所における良好な生活環境 の確保に向けた取組指針(平成 25 年 8 月)」というガイドラインがありますが、当該テントの場合は安価な製品も見受けられ、強度がない・生地が透けてしまう等の品質問題が発生しておりました。そこで、複数の事業者より、客観的な安全性評価指標が欲しいとの要請を受け、学識経験者や消費者団体等の意見も取り入れて、基準制定化の運びとなりました。
当該テントは、形状や構造などにより、多種多様あるが、ここでいう「避難所用間仕切りテント」とは、災害時に避難所等の屋内でプライベート空間を作るため、簡単な組立で使用でき、使用後はコンパクトに収納できる間仕切り(パーテーション)、及びテントを適用範囲とした。当該テントは家族単位で使用されることが想定されているため乳幼児も含めて2~5名程度が就寝できる大きさとして、あるいは車いすを利用されている方が使用できるようなことを考慮して基準化を行いました。
2.SG基準の入手方法
詳細技術情報の入手希望者は、「SG基準詳細技術情報利用規程」の内容を十分に理解した上で、
同意書に必要事項を入力し電子ファイルのまま下記担当まで送信ください。
3.SG認証の事務受付
リンク先の「認証の詳細」をご覧ください。基準の概要もあります。
避難所用間仕切りテント | 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)
お問い合わせ
担当:業務グループ 畠(はたけ)
TEL:03-5808-3302
Mail:m-hatake@sg-mark.org
当協会では、学童用かさのSG基準を改正し、事務受付を開始しました。
改正の趣旨は、現在の市場実態に即した石突き/露先の形状に関する規制の緩和、安全機構の簡素化となります。
日本スポーツ振興センターによると、学校内でのかさに起因する事故は依然多く報告されています。
事故の内容を精査し、さらなる安全な学童用かさの基準改正も検討しておりますので、ご興味のある事業者様、学校関係者さまのご意見をお待ちしております。
認証の詳細等については、当協会のホームページで公表していますので、ご確認いただきますようお願い申し上げます。
なお、SG基準及び検査マニュアルについては、必要な方は協会に申請をしてください。
不明点などございましたら、担当までご連絡ください。
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問合せ先)業務グループ 主担当:本多、副担当:永田、畠
TEL:03-5808-3302
Mail:f-honda@sg-mark.org
当協会では、抱っこひもの検査マニュアルを改正しました。
ヒップシートとして利用できる抱っこひもについては、抱っこひも利用時のみSG賠償の対象となり、ヒップシート利用時はSG賠償の対象とはならないことを本体表示ラベル、取扱説明書等に明記する改正となりますので、ヒップシートとして利用できない抱っこひもについての取扱いに関する変更はございません。
また、このようにある製品が変形して別用途の製品になる場合の基本的な考え方については、過去記事の「一つの機能の製品が別の機能の製品に切り替われる製品の扱いについて」もご参照ください。
認証の詳細等については、当協会のホームページで公表していますので、ご確認いただきますようお願い申し上げます。
なお、SG基準及び検査マニュアルについては、必要な方は協会に申請をしてください。
不明点などございましたら、担当までご連絡ください。
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問合せ先)業務グループ 主担当:本多、副担当:黒川、永田
TEL:03-5808-3302
Mail:f-honda@sg-mark.org
春の甲子園の最中ですが、あごガードのついた野球ヘルメットを使っている球児の姿が見られるようになりました。昨年、SG基準が改定されて、あごガード付きヘルメットが対象となったことを受けてのことです。
あごガード付きのヘルメットは、多くの大リーグ選手が使っていおり、日本のプロ野球でも使用が広がっていました。草野球でも、あごガードをつけたヘルメットを使う選手を見かけることはありました。
見かけは、ガードする部分が広がってより安全になったように見えました。しかし、それらのほとんどは、ヘルメットを改造してあごガードを取り付けたものでした。実は、あご部分の部品を取り付ける際には、ヘルメットの耳の辺りに装着された衝撃緩衝材を取り外します。衝撃緩衝材をつけなおす人もいますが、きちんとした性能がでるかはわかりません。耳の辺りと言えば頭部の重要な部分ですが、あごガードを取り付けることでかえって危険が増大することさえあるのです。SGマーク制度では、このような改造を行った製品はSG基準を満たすとはみなさず、SG賠償保険の対象とはなりません。
しかし、あご部分もよりしっかりと保護したいというニーズがあってのこと。製品安全協会は、ヘルメット製造事業者らと、どのような対応が可能なのか検討を行っていました。その結果、初めからあごガードをつけることができるように設計することで、あごガード部分も含めてSG基準が求める性能を満たす製品を作ることができることが確認できました。このため、製品開発と並行してSG基準の改定を進め、2021年4月2日に基準改正を行いました。これを受けた製品がようやく市中に出回るようになり、今年の春の高校野球の球児たちが使い始めるようになったのです。
このように、SG基準は、技術進歩、新製品開発と世の中のニーズの変化を捉えて、関連する事業者らとも連携してタイムリーに改正を行ってきています。基準制定、改定のご提案などあれば、遠慮なくご連絡ください。
(参考)メルマガ第36号 あごガード付き野球用ヘルメットが誕生
第36号 あごガード付き野球用ヘルメットが誕生 | 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)
このたび、ゆたんぽのSG基準を改正し、事務受付を3月1日から開始します。
今回の改正ポイントは、これまで対象外となっていたクロロプレンゴム製の製品に対応したことと、金属製ゆたんぽについて安全性を高めるための基準追加の2点です。
① クロロプレンゴム製ゆたんぽについて
長く安全に使用されてきながら対象外となっていたクロロプレン製ゴム製品を対象とするために、JISで定められた材料試験の1項目である生地の引裂強さについて安全性を考慮した上で基準値の見直しを行いました。ちなみにクロロプレンゴム製はウェットスーツに使われている素材と同じもので、気泡が入っているため断熱性が高く熱の伝わりが緩やかでやけどをしにくいと言われています。

② 金属製ゆたんぽについて
直接加熱できるタイプで圧力調整形のものにあっては、底の耐熱衝撃性試験を追加して、安全性を高めました。
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★ゆたんぽはエコでクリーンに寝具等を温めることができるためニーズが上がっており、SG表示数量はここ数年に比べ大きく増えています。ただし、安全に使用するためには、表示・取扱説明書をよく読んで使用することが重要ですので、お気を付けください。
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問合せ先(担当者) 業務グループ 畠、本多
TEL:03-5808-3302
Mail:m-hatake@sg-mark.org
近年、硬式野球においては、打者の技能の向上により打球が速くなり、投手が打球をよけきれず危険な状態になってきていることから、公益財団法人日本高等学校野球連盟他と協力して、使用されている非木製バットのSG基準を改正し、「硬式野球用バットについての反発性能に関する規定」を設けて打球が速く飛びすぎないようにしました。
打球が速くなりすぎないようにするためにはバットの反発性能を抑える必要があり、そのために、打球部の肉厚を厚くする改正(現行の3㎜程度から4㎜以上)を行っています。
なお、非木製バットは、長期間使用すると金属疲労により劣化して、使用中に突然破損して飛散し選手に当たり怪我をさせるリスクがあります。そのため、これまでは、このような劣化が起こる前に打球部が変形・ひび割れなどすることで、交換のタイミングがわかるようになっていました。しかし、上記の改正により打球部の耐久性が大きく向上するために、バットの握りに近い部分で折れて飛散するリスクが生じます。このため、バットが破損するような劣化をする前にバット先端部が変形するなどして使用限度がわかるように、先端部の強度に関する規定を新たに設けました。なお、使用上の注意として、日常点検において先端部の変形や割れなどを確認することを求めています。
この改正したSG基準は本年4月1日に施行することとしていますが、改正した基準に適合するバットについては、グリップ部上方にある製造年月表示(アルファベット4文字)のあとに「‐R」との表示が付加されますので、新旧どちらの基準に対応しているバットであるかを区別するときの目印としてください。

検証実験風景
問合せ先(担当者) 業務グループ 菅(かん)、本多
TEL:03-5808-3302 / FAX:03-5808-3305
Mail:h-kan@sg-mark.org f-honda@sg-mark.org