日頃より弊協会の事業にご理解・ご協力賜りまして誠にありがとうございます。

 

さて、弊協会では、製品が市場に既に存在しない、あるいは、基準が陳腐化するなどの理由で長 期間 SG マークが使用されていない品目については SG 基準の廃止、あるいは休止を行っています。

 

基準の廃止とは、当該製品の SG 基準を廃止し、認証対象からはずすことで、これまでに、水中フィンなど 10 品目で「廃止基準」となっております。一方、基準の休止とは、当該製品についてSG認証を休止するものです。もし、将来再び当該品目への SG マーク使用のニーズが高まったときには、 基準の妥当性の確認、あるいは、改正などを経て、SG 認証の再開が可能となるものです。

 

 なお、「廃止基準」及び「休止基準」いずれの場合であっても、SG マークが表示された製品で、 製品の欠陥による事故の賠償措置は、弊協会にて従前のとおり対応致します。

 今般、前述の確認を行ったところ下記表1に示す品目について2019年4月11日付けで休止 基準とすることと致しました。

 また、表2に示す品目については、現在、基準を休止する方向で検討しておりますが、今後の市 場での SG マークのニーズなどを更に調査した上で基準の妥当性の確認、あるいは改正をする場合ご ざいます。

 

本件についてご不明な点がございましたら末記担当者までお尋ねください。


表1:2019年4月11日付で休止基準とする SG 品目

休止基準とする SG 品目名 休止基準とする理由
登山用ヘルメット(CPSA0064)  当該製品には、国際山岳連盟(UIAA)が規格を制定し ており、ほとんどの製品には規格適合性を示すUIAAマー クが表示されている。一般的には、UIAAマークが安全性 を担保するための証として公知されていることから SG マー クのニーズは今後も低いため。
電動介護用ベッド(CPSA0121) 当該製品の事故のほとんどは、サイドレールとベットとの 隙間によって生じている。サイドレールとベッドの組み合わ せを特定できないことから、ベットとサイドレールを組み合 わせた状態での認証が困難であるため。

 

表2:今後、基準を休止する方向で検討している SG 品目

休止基準を検討中の SG 品目名
 歩行器(CPSA0002)  パイプ式子守具(CPSA0031)
こいのぼり用繰出し式ポ―ル(CPSA0030)  ゴルフ練習用ネット(CPSA0044)
一人乗り用ぶらんこ(CPSA0050)  食器棚(CPSA0053)
育児用たんす(CPSA0062)  座いす(CPSA0063)
圧着式簡易棚及び棒(CPSA0102) 家庭園芸用噴霧器(CPSA0105)
クーハン(CPSA0106) 筋力トレーニング器具(CPSA0113)
ステッパ(CPSA0116) 携帯用レーザー応用装置(CPSA0122)
電動立上り補助いす(CPSA0131)

以上           

【本件に関するお問い合わせ】

一般財団法人製品安全協会

〒110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 ミサワホームズ三ノ輪

電話:03-5808-3302(業務グループ)

 登山用ヘルメット 松田(利)

 電動介護用ベッド 黒川

 今後の休止候補品目 松田(利)又は品目担当者

FAX:03-5808-3305 E-Mail operation@sg-mark.org

 日頃より弊協会の事業にご理解・ご協力賜りまして誠にありがとうございます。

 さて、弊協会では12月1日より標記検査マニュアルについて改正版を施行致します。 主な内容は、帽体表面に帽子を接合可能なタイプ(「帽子型」という)の取扱いについて、その要 求内容を追記しております。

 なお、改正に伴う経過期間(新旧マニュアルの併存期間)は、2019年2月末日までとさせてい ただきます。

 詳しくは弊協会ホームページよりご確認いただけます。

 ご不明な点につきましては末記担当者までお問い合わせ願います。

以上

 

【本件に関するお問い合わせ】

一般財団法人製品安全協会

〒110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 ミサワホームズ三ノ輪

電話:03-5808-3302 業務グループ 阿部、松田

FAX:03-5808-3305 E-Mail operation@sg-mark.org

 

 入浴用いすのSG基準(CPSA 0129)を改正しました。

これは入浴いすを使用中、突然いすの片方の脚が低くなりバランスを崩して転倒、頭部にお怪我をされたという事 故が発生したためです。原因はいすの脚のフレーム内に格納された金属バネにサビが発生し、脚の固定ができなく なったことと考えられています。

 このたびの基準改正により、ひじ掛けや脚部等を考慮してさらに安心な製品基準をご提供することとなりました。

なお、改正基準の事務受付けは 2018 年 9 月 1 日より開始いたします。

 SG基準の主な改正内容は、次のとおりです。

  【基準の適用範囲】

   改正基準より適用範囲は「高齢者」と「35 ㎝以上」という文言を取り除きました。

   これにより、スツール型(桶を逆さにしたような)の入浴用いすも適用可能となりました。

   【安定性】

   安定性試験の基準値を変更しました。

  【落下衝撃】

   落下衝撃試験を昨今の状況にあわせて変更しました。

  【滑り抵抗】

   滑り抵抗試験は実験を繰り返し、湿潤時に変更し適切な安全性を保つ基準値を制定しました。

  【材料試験】

   高さ調節を行うバネについては原則ステンレス鋼とし、サビにより脚の固定ができなくなることを防ぐようにし ました。

  【表示及び取扱説明書】

   表示及び取扱説明書項目として、調節用ばねの材質の 記載を求めることとしました。

 

(担当) 業務グループ 松本・黒川

〒110-0012 東京都台東区竜泉 2-20-2 2F

電 話:03-5808-3302 業務グループ 菅、松田(利)、永田

FAX:03-5808-3305 E-Mail h-matsumoto@sg-mark.org

この度、下記の内容により2018年8月1日付けでクッキングヒータ用調理器具の SG 基準と検査マニュアルを改正し、事務受付を開始いたします。なお、今後の型式確認 試験につきましては2019年3月末までを経過措置期間といたします。

 

(1)基準改正の経緯

 今回の基準改正では形式分類における調理器具の種類でF型(フライパン等)に 含まれていた玉子焼をその使用状況を考慮してFI型(フライパン等)とFII型 (玉子焼)に区分けし、調理器具の種類毎に入力電力を設定した。

 また、安全性においてはやけどに注意するため取っ手が合成樹脂や木であっても ミトン等を用いることとした。

 

(2)SG基準の主要改正内容

主な改正内容は、次のとおり。

イ. 形式分類

・F型:パン(フライパン等)をFI型(フライパン等)、FII型(玉子焼)とした。

 

ロ.安全性品質

A. 取っ手及びふたのつまみの温度においては取っ手が合成樹脂または木で あってもすべての取っ手に対して取扱説明書にミトン等を用いてやけどに 注意する旨の事項を記載することとした。

B. 取っ手の耐荷重、底の平面性、底の耐熱衝撃性試験における調理器具の種類 においてF型をFI型・FII型とした。

 

ハ.表示・取扱説明書

A. F型の内口径の表示をFI型・FII型とした。

B. 空だきをしないことの除外事項に玉子焼を追加した。

C. 取説説明事項には上記の安全性品質と同様にすべての取っ手に対して ミトン等を用いてやけどに注意することを追加した。

D. 玉子焼は玉子焼専用である旨を追加した。

 

以上

 

 

【本件に関するお問い合わせ】

 

一般財団法人製品安全協会

〒110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 ミサワホームズ三ノ輪

電 話:03-5808-3302 業務グループ 永田、菅

FAX:03-5808-3305 E-Mail t-nagata@sg-mark.org

このたび、2018年8月1日付で「イベント用テント」の SG 基準及び検査マニュアルを改正し、 事務受付を開始いたします

 

1. 制定・改正の経緯

イベント用テントとは、イベント・展示・運動会・野外行事・日除け・雨除け等の目的で使用するテントであり、支柱フレーム等が一体型となっており、天幕をつけて簡単に設営・撤去できるものを適用範囲として、2018年4月2日付で基準制定した。

この度、天幕の材料において、編組織(メッシュ生地)のものを追加する必要性があり、2018年8月1日付で改正となった。

 

2. 主な基準改正内容

※下線部が主な変更箇所

安全性品質

イ.強度について

検査・試験する際の条件を明確にした。

テントの支柱フレーム部に天幕部を取付け、設営した状態で行う。原則として、水平・平坦・硬質な床面にて確認すること。

 

ロ.材質について

従来からあった織組織のものについては表3、この度追加した編組織のものについては表4にそれぞれ要求するものを整理した。

ハ.表示・取説について

天幕が防炎加工のものにあっては、その旨を記載することとした。

 

3. 事務受付

工場等登録・型式確認方式 → 受付開始日:2018 年 8 月 1 日

ロット認証方式 → 受付開始日:2018 年 8 月 1 日

※詳細については、「イベント用テント」の認証手続書をご覧ください

 

以上

 

 

【本件に関するお問い合わせ】

 

一般財団法人製品安全協会

〒110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 ミサワホームズ三ノ輪

電 話:03-5808-3302 業務グループ 畠(はたけ)

FAX:03-5808-3305 E-Mail m-hatake@sg-mark.org

日頃より当協会の事業にご理解・ご協力賜りまして誠にありがとうございます。

さて、このたび弊協会では、下記経緯により「車載ハンマー(仮称)」の SG 基準の検討を開始致 しましたので、ご報告致します。SG 基準の制定は、現時点では来年4月を予定しております。

 

本件についてご不明な点がございましたら末記担当者までお尋ねください。

 

経緯

消防庁の発表によると、2015 年度1年間で自動車事故の際に事故車から脱出ができずに閉じ込められた人は 19,350 人、うち焼死・溺死した人は 140 人であった。これら死亡した人の中に は、適切な車載ハンマー等の道具を使用すれば生命が助かった人も多いと言われている。

一方、市場では多くの種類の車載ハンマーが発売されているが、安価な粗悪品も多く、いざ 事故の際には十分な性能を発揮できないものも多い。

当協会では、この状況を鑑み一定の品質を備えた車載脱出ハンマーを市場に供給できるよう SG 基準を定めて、その基準に基づく製品認証を行いたいと考えている。

 

 

以上

 

 

【本件に関するお問い合わせ】

一般財団法人製品安全協会

〒110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 ミサワホームズ三ノ輪

電 話:03-5808-3302 業務グループ 菅、松田(利)、永田

FAX:03-5808-3305 E-Mail operation@sg-mark.org

 日頃、当協会の事業にご理解・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 

 さてこの度、「空気ポンプ(旧名:自転車用空気ポンプ)」のSG基準を改正し ました。改正の主な内容は、以下のとおりです。

 ・適正な空気圧を担保するため、圧力ゲージの表示精度を要求した

 ・ボール用空気ポンプにも適用範囲を広げた

 ・上記に伴う表示事項、取扱説明書事項の見直し

 詳しくは、「空気ポンプのSG基準」及び「空気ポンプの検査マニュアル」を ご覧ください。

 

 改正基準の適用及び事務受付は、本日より開始します。

なお、旧基準との移行期間は 2019 年 3 月末日までとなりますので、SGマーク の表示を希望される方は、この期間中に新基準への対応の準備をお願いします。

 

 また、試験手数料等に変更があります。詳しくは「空気ポンプの認証手続き書」 をご覧ください。

 

担当:業務グループ 阿部

〒110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 ミサワホームズ三ノ輪2階

電 話:03-5808-3302 / FAX:03-5808-3305

E-Mail t-abe@sg-mark.org

 このたび、2018年4月2日付で「イベント用テント」の SG 基準及び検査マニュアルを制定し、 事務受付を開始いたします。

 

1.制定の経緯

  イベント用テントとは、イベント・展示・運動会・野外行事・日除け・雨除け等の目的で使用 するテントとする。支柱・フレーム等が一体型となっているものは、30 年ほど前にアメリカから ワンタッチテントという名称で輸入されたものが日本での始まりである。現在では各種イベント やスーパー等の店頭販売、学校や保育園行事において、一般消費者でも簡単に設営・収納ができ るテントとして広がりを見せている。

 このように広がりを見せている反面、安価であるが製品安全に関しては若干不安なものも 見受けられるようになってきた。これまで目立った製品事故はないものの、設営・収納時の 手指の挟み込み、強風時に使用して飛ばされたケース等が時々発生している。また、製造・ 販売事業者等からも SG 基準を作って欲しいとの要望もあり、このたび基準化を行った。

 なお、品目名称については、集会用テントと呼ばれたり、解説冒頭の記述のとおりワンタ ッチテントという名称にて販売されていたりするものもあるが、イベントをはじめ広い用途 で利用されていることを踏まえ「イベント用テント」とした。

 

2. 主要内容

  安全性品質として構成、外観及び構造、強度、材質等について設定し、表示及び取扱説明書 として注意すべき項目を記載した。

 

3. 事務受付

  工場等登録・型式確認方式 → 受付開始日:2018 年 4 月 2 日 

  ロット認証方式 → 受付開始日:2018 年 6 月 1 日 

  ※詳細については、4 月 2 日以降に弊協会のウェブサイトに公開予定の「イベント用テント」 の認証手続書をご覧ください。

 

以上

 

【本件に関するお問い合わせ】

一般財団法人製品安全協会

〒110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 ミサワホームズ三ノ輪

電 話:03-5808-3302 業務グループ 畠(はたけ)

FAX:03-5808-3305 E-Mail m-hatake@sg-mark.org

日頃より当協会の事業にご理解・ご協力賜りまして誠にありがとうございます。

 さて、昨年12月25日にもお知らせ致しましたとおり2018年4月1日よりウォーキングス ポーツ用ポールの SG 基準は新基準及び新検査マニュアルの適用を開始致します。経過期間を6ヶ 月設けますので、2018年9月末日までの間に順次新基準及び新検査マニュアルへの対応をお願 い致します。登録事業者におかれましては、この期間内に臨時事後調査の受審もお願い致します。

 

 経過期間中の2018年4月1日から2018年9月末日までの間に改正前の SG 基準・検査マニ ュアルの適用を受けて型式確認及びロット認証の申請を希望される場合には、必ず「旧基準による 試験・検査を希望する旨」を弊協会又は委託検査機関担当者までお申し出ください。(お申し出の無 い場合には、新基準・検査マニュアルが適用されます。)

 

 本基準改正に伴い一部委託検査機関において型式試験費等の手数料額の変更がございます。次の 認証手続書(予定版)にて予めご確認いただきますようお願い致します。

 

 なお、2019年3月末日以前に旧基準・検査マニュアルに基づき試験・検査を行い表示された SG マークは、新基準・検査マニュアル適用後も有効です。

 本件についてご不明な点がございましたら末記担当者までお尋ねください。

 

 

【本件に関するお問い合わせ】

一般財団法人製品安全協会

〒110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 ミサワホームズ三ノ輪

電 話:03-5808-3302 (業務グループ) 松田(利)、本多

FAX:03-5808-3305 E-Mail operation@sg-mark.org