HPでの通知に加えて、各工場には個別にご案内いたしました通り、保有されていた型式確認の有効期限でもっとも新しいものが失効してから6年を経過する工場は、2022年10月1日をもって工場登録を取消させていただきます。該当する工場は次のリンク先をご確認ください。
SG工場登録の取消予定リスト

なお、工場登録を継続しようとされる場合は、協会HPで2021年12月20日のお知らせをご確認の上、幣協会宛メールもしくは電話等でご連絡ください。
工場登録・確認・更新審査についてのご案内Timing and the Fee forthe Inspections of New Registration/Confirmation/Renewal of Registration | 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)

お問い合わせ先
operation@sg-mark.org
03-5808-3302

 製品安全協会におけるSG認証を受けた製品の試買試験において、乳山韓美工業有限公司(所在地:中国)が製造する乗車用ヘルメット(バイク用ヘルメット)でSG基準を満たさない製品が見つかりました。なお、乗車用ヘルメットは、国が定めるPSC基準を満たす必要がありますが、今回、確認されたSG基準不適合品はPSC基準にも適合しません。不適合品の範囲・数量などについては現在調査中ですが、同社製造の以下の製造時期のSGマーク付製品は、ご購入を控え、協会にご一報ください。

 形 状:  オープンフェース型ヘルメット
 種 別:  第2種(125cc超用)
 不適合内容:衝撃吸収性能不足
 製造時期 :2021年12月製造

春の甲子園の最中ですが、あごガードのついた野球ヘルメットを使っている球児の姿が見られるようになりました。昨年、SG基準が改定されて、あごガード付きヘルメットが対象となったことを受けてのことです。

あごガード付きのヘルメットは、多くの大リーグ選手が使っていおり、日本のプロ野球でも使用が広がっていました。草野球でも、あごガードをつけたヘルメットを使う選手を見かけることはありました。

見かけは、ガードする部分が広がってより安全になったように見えました。しかし、それらのほとんどは、ヘルメットを改造してあごガードを取り付けたものでした。実は、あご部分の部品を取り付ける際には、ヘルメットの耳の辺りに装着された衝撃緩衝材を取り外します。衝撃緩衝材をつけなおす人もいますが、きちんとした性能がでるかはわかりません。耳の辺りと言えば頭部の重要な部分ですが、あごガードを取り付けることでかえって危険が増大することさえあるのです。SGマーク制度では、このような改造を行った製品はSG基準を満たすとはみなさず、SG賠償保険の対象とはなりません。

しかし、あご部分もよりしっかりと保護したいというニーズがあってのこと。製品安全協会は、ヘルメット製造事業者らと、どのような対応が可能なのか検討を行っていました。その結果、初めからあごガードをつけることができるように設計することで、あごガード部分も含めてSG基準が求める性能を満たす製品を作ることができることが確認できました。このため、製品開発と並行してSG基準の改定を進め、2021年4月2日に基準改正を行いました。これを受けた製品がようやく市中に出回るようになり、今年の春の高校野球の球児たちが使い始めるようになったのです。

このように、SG基準は、技術進歩、新製品開発と世の中のニーズの変化を捉えて、関連する事業者らとも連携してタイムリーに改正を行ってきています。基準制定、改定のご提案などあれば、遠慮なくご連絡ください。

(参考)メルマガ第36号 あごガード付き野球用ヘルメットが誕生
第36号 あごガード付き野球用ヘルメットが誕生 | 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)

 昨年も、コロナ禍が続き社会・経済活動に少なからぬ制約が生じました。この災禍の中で、アウトドアの活動が制約されてスポーツ用品などで売り上げが大きく落ちたものもあれば、巣ごもり需要が生じて圧力鍋のように売り上げが伸びたものもありました。結果として、SGマークの認証収入は前年度とほぼ同じ水準で推移してきていますが、今後の見通しは引き続き不透明な状況です。

 こうした中で、当協会としては、業務のDX化を進めることにより業務の効率向上と就業形態の自由度を高めて参りました。申請のための新システムを昨年4月から本格稼働させ、ほとんどの申請は事業者が直接HPから行えるようにして事務処理の効率化とミスの発生防止を行い、また、申請者は、過去の記録の管理や参照を容易に行うことができるようになりました。工場審査においては、訪問審査が行えない場合はオンライン・リアルタイムによる審査を進めて参りました。基準の制定・改定については、社会のニーズにタイムリーの応えるために、たとえば、競技者の安全を守るという視点から、あごガード付きの野球及びソフトボール用ヘルメットの基準改正を実施し、アウトドア人気のキャンプ用テントは最新ISOに整合させ改正したり、学童用かさについては流通業界からの要望も踏まえ、最新の動向に合わせたSG基準の改正を進めてきました。

 このような業務を効率的かつ柔軟に行う対応に加えて、2022年度からは、SGマーク制度の信頼性を高める上で重要な登録工場の定期的な確認・更新審査を開始します。審査は一律かつ網羅的に行うのではなく、特段の問題のないところは簡素に執り行い、課題がありそうなところは丁寧に審査するというメリハリをつけた対応を行います。また、協会の認証を受けずにSG基準との同等性を表示する事例はその信頼性が不確かでSGの信頼性を損なわせる懸念があったことから、今後、SG基準の詳細技術情報は、協会の認証を受けずに混同させるような表示を行わないことを誓約いただける方に提供するように改めます。

 コロナ禍が一刻も早く終息し、正常な日々が戻ることを心から祈念いたしますとともに、引き続きSGマーク制度の一層の充実、普及に全力を尽くしてまいりますので、皆様からの相変わらぬ御指導御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

 これまで、SG基準は、基準の内容すべてと検査マニュアルなど、製品の基準適合性、工場審査に必要な技術情報のすべてをWeb上で公開していました。しかしながら、この情報を基に、「SG基準適合」、「SG基準準拠」「SG基準同等」など、あたかもSGの認証を受けてSGマークが付けられた製品と同じ性能・品質であるかのように表示を行って製品を製造・販売する事例が散見されます。そのような場合、本当にSGに相当する性能・機能・品質を有している製品であるかは分からないため、SG基準やSGマーク付製品の信頼性を損ないかねないことが懸念されてきました。

 このため、2022年1月1日からは、SG基準との適合を確認するために必要な詳細技術情報は、WEB上での公開は行わないこととし、必要な方には協会に申請していただくことといたします。一部例外を除いてどなたでも申請をいただけますが、この情報の使用の条件として、上述のようなSGと混同する可能性のある表示を行わないことを約束いただきます(協会が定める「SG基準詳細技術情報利用規程」を受諾いただきます)。一部例外とは、SGと混同するような表示を実際に行っている事業者ですが、そのような表示を速やかに止め、表示品の回収・処分などの適切な措置をいただける場合には、上述の条件で詳細技術情報をご提供いたします。

 詳細技術情報は、政府関係機関、研究機関、検査機関、消費者団体等非営利で中立性が高い者には無償で提供いたしますが、事業者、業界団体、個人からは一件当たり5,000円(税込み5,500円)の手数料を申し受けます。

 今後、認証を受けていない製品を認証を受けてSGマークを付けた製品と同じ、あるいは、同等であるかのように表示することは、SG基準詳細技術情報利用規程に違反しているか、或いは、SG基準に関する最新の情報を確認せずに行っていることとなります。そのような表示は、景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)が禁止している不当表示に該当する可能性が高くなりますのでご注意ください。

 製品をお求めになるとき、広告や商品の表示にSGについての言及があった場合は、今一度、SGマークが貼付されているかをご確認ください。SGマークがなければ協会の認証を受けた製品ではありません。また、上述のような問題がある可能性がございますので協会までご一報いただければ幸いです。

(参考)SG基準詳細技術情報利用規程 

 SGマークを普及させて製品安全を一層推進するために、SGマーク制度、及び、SGマーク付き製品の価値をわかりやすく示すことが急務となっています。この観点で、昨年度は、SGマーク制度についての規程類、及び、認証を得るための案内の見直しを行い、制度及び各種手続きを分かりやすくしました。さらに、今年度は、パンフレットをリニューアルし(6月末完成)、HPを全面的に再構築する作業を進めてきており本日新HPの運用を開始しました。

 

新HPの主なポイントは以下のとおりです。

① 必要な情報の整理と絞り込み及び階層化

  パンフレットと平仄を合わせて情報の構成を分かりやすく組みなおし、制度の仕組み(規程類)、申請、申し立てや質問がスムーズにできる構成にした。

 

② 規程類、ガイダンス、基準へのアクセスの容易化

  これまでHP上部のメニューバーから探さなければならなかった情報を分かりやすくページ毎にまとめて、当該ページから必要な情報に容易にアクセスできるようにした。

なお、SG基準については、SG基準詳細技術情報利用規程の制定により、基準値等の一部を伏せたものにした。基準が掲載できていない品目については順次掲載してまいります。基準情報を急ぎで御入用な場合は協会にお問合せください。

 

③ FAQ(よくある質問)の再整理

  FAQの順序を分かりやすく並べなおした。HP上で自明なものは省き、申請に必要な情報などは補足した。

 

④ メルマガ、通知を分かりやすく発信。SNSも活用

  メルマガや通知内容を分かりやすく整理し、過去のものも検索しやすくした。また、2022年にはSNSを活用して、積極的な発信を行うようにする予定です。

 

⑤ 問合せフォームの分かりやすさ

  問合せフォームを分かりやすく組み直した。また、担当にもつながりやすくした。

 

⑥ 主要な情報に対訳付記

  HP上の情報、及び、リンク先の主要な書類は英語対訳を付し海外の事業者らにも分かりやすく最新の情報にアクセスできるようにした。

 

(以上)

平素は消費生活用製品PLセンターをご利用いただき、誠にありがとうございます。弊センターでは、年末年始の休業日につきまして下記とおりとさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

休業期間 202122日()~2021日(
相談受付開始日 2021日(

 

なお、休業期間中もホームページのお問合せフォームからのご相談はお受付いたしております。相談受付開始日以降に順次回答させていただきます。

 

以 上

1.オンライン審査申請料について(The FEE for the Online Realtime Inspection)

コロナ禍において訪問審査ができなかったため、緊急避難的な手法としてオンライン・リアルタイムの審査を行ってまいりました。残念ながら、コロナ禍が収束しておらず、訪問審査が再開できる見通しが立っておりません。このため、オンライン・リアルタイム審査をもうしばらくの間継続せざるを得ないと考えております。

In cases that an onsite inspectionwas not possible due to the Covid19, CPSA conducted an online realtime inspectionas a shorttime alternative means.Under the current situation of the Covid 19 infectionin the world,CPSA keepsthe online realtime inspections availableuntil the situation significantly improves.

オンライン・リアルタイム審査は、審査料を通常の審査と同様の10万円とし、訪問審査が能となったときに改めて訪問での事後審査を行う新たに審査料が発生することを前提として行ってきました。しかしながら、オンライン・リアルタイム審査は、通常の訪問審査以上に準備と実際の審査に時間と手間がかかっています。他方、審査を受ける工場或いは事業所は、ゆくゆくは訪問による事後審査を行うという条件ではあるものの、スピーディーな対応が可能となり、旅費がかからないというメリットがあります。

Theonline realtime inspection has been conducted with the same fee as the onsite inspection, under the condition that an onsite inspection (with the inspection fee) should follow when it becomes possible. However, an online realtimeinspection needs much more time for preparation and the implementation for CPSA than that for onsite inspection. On the other hand, speedy inspection and the result as well as unnecessary paymentfor travel expensesof the inspector are significant meritsfor the factoryfor registration although an onsite inspection should follow later.

このような状況を考慮し、202241日以降にオンライン・審査を行う場合には、審査20万円に引き上げさせていただきます。なお、すでに通知しております通り、過去にSGマークの使用実績が乏しい場合の審査202241日からは20万円の付加金を課すこととなっています。従いまして、このような事例では、オンライン・リアルタイム審査となる場合の審査40万円となりますのでご留意ください。Considering the situationsabove, the fee for the online realtime inspection will be increased to 200,000 yen as of April 1, 2022.Please note that the factories which have not used SG

Marks many will be charged additional 200,000 yen.In such a case, an online realtime inspection will cost 400,000yen.

 

2.申請手数料について(The Fee for Applicationof Registration)

これまで、工場登録関連申請は、申請に関する照会の段階では相談を無料で受け、実際の審査に入る段階で審査料を納めていただいておりましたが、相談を受けたのち長い月日が経ち、或いは、中断してしまう事例が少なからず出ております。より効率かつ適切に務処理を進めさせていただくため、申請のご意向がある場合は申請手数料とともに申請書をご提出いただいたうえで事務作業を進めさせていただきたくご理解、ご協力をお願いいたします。申請手数料は審査料の一部をなすもので、審査まで進んだ場合の料金は従来とは変わりません。申請手数料は5万円とします審査にいたらなかった場合でも返金はいたしませんのでご注意ください。

In the past, an applicant for registration of the factory is not required to pay until the inspection is to take placeand consultation for application is not charged. However, there are cases that a number of months have passedsince the first inquiry froman applicantand/or the consultation is suspended without a future schedule. To process applications including consultation more efficiently and speedy, CPSA asks the applicants to pay part of the inspection fee as the Fee for Application of Registrationwhen the application document is filed. The application fee is 50,000 yen and total cost for inspection is not changed, but the application fee will not berefunded in case the inspection is not taken place.

 

3.確認・更新審査について(Inspections for Confirmation/Renewal of Registration)

2022年度以降、定期的に実施する確認・更新審査については、その実施時期等についてすでに文書にて通知を行っておりますが、実施期日が迫りましたらば改めてご通知いたします。CPSA sent a notice to each registered factory aboutthe timing ofthe Inspections for Confirmation/Renewal of Registrationin October this year. When the timing gets closer CPSA will notify afactoryto help it prepare for the inspection.

なお、手数料規程において、SGマーク使用実績がない場合は20万円の付加金を課すことを通知しております。実は、審査料は、SGマークが使用されることを前提としており、際にかかる費用よりもずっと低く抑えております。このため、使用実績が乏しい場合、審査費用をSGマーク使用によりカバーすることができなくなります。このことを考慮して、SGマークの使用実績がない」は「SGマークの使用実績が乏しい」と解釈して運用させていただきます。製品ごとの事情が異なる中で条件となるSGマーク使用実績を一律に定めることはいたしませんが、過去3年間に使用実績が20万円に満たない場合は原則付加金を申し受けます。なお、これでも、審査費用を十分にカバーできる水準とはなりません。その上で、2022年度の審査が行われるまでで登録から6年以上(便宜的には、保有していた型式で直近に失効したものが6年以上となる事業所)の場合は、過去6年間のマーク使用実績が20万円に達していたかで判断することとし、十分な周知がなさえたと考えられる2023年度以降は3年間の使用実績で判断させていただきますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。

CPSA also announced that it charges additional 200,000 yen for a factory if it will not have used SG marks by the timing of the inspection.The inspection fee is set at a low level under the assumption that the factory uses and pays for SG Marks after registration. So, the cost for inspection can not be covered if not many SG Marks are used by the factory.This is the reason why CPSA introduced additional payment for inspectionin such a case. Therefore, in case that SG Mark was not used” should read“in case that not many SG Marks were used”. Since the situations vary among products, CPSA does not set a uniform definition of “not many”, however, it charges 200,000 yen, in principle,as the additional fee when the sum of the payments for SG Marks in the past three years is less than 200,000 yen.Please note that the amount of the additional payment is not sufficient to cover the real inspection cost. In consideration of the short notification period, the factories which need to receive the inspectionsduring the FY2022, the additional fee is charged if the sum of payments for SG Marks in the past SIX years is less than200,000 yen.Additional fee is charged in the sum of the payments for SG Marks in the past THREE yearsis less than 200,000 yen from FY 2023.

SGマークの使用実績が乏しい場合は訪問審査となることがありますが、コロナ禍の収束が見通せないこともあり、海外の事業所については、原則、海外の検査機関審査をけていただけますようお願いいたします。その場合は、検査機関が課す審査料に当方の事務処理等手数料として10万円を加えた金額が審査手数料となります。なお、工場登録が更新されなかった、或いは解除された場合でも、一部例外的な品目を除き、ロット認証によりSGークを使用することは可能です。When not may SG Marks were used, inspections may have to be conducted onsite, however, due to the Covid19 situation, registered factories outside of Japan are kindly asked to take inspections by a foreigninspection bodyavailable at theirlocations.In such cases, afactory has to pay to the inspection body the inspection feeit setsand additional 100,000 yen to CPSA for handlingthe application. In case the registration is not renewed or cancelled, the factory can still use SG Marks if itreceives certification by testing samples of the “Lot” of products with a few exceptions.(以上)

このたび、一般財団法人製品安全協会のWebサイトをリニューアルいたしました。

デザインを一新し、スマートフォンやタブレットからも快適にご覧いただけるようになりました。

今後とも一般財団法人製品安全協会をよろしくお願いいたします。