お知らせ

新年のご挨拶 2018年

 あけましておめでとうございます。

 2018年の年頭にあたり、謹んで皆様のご健康とご多幸を祈念いたしますとともに、 旧年中当協会に寄せられましたご支援とご厚情に対しまして厚く御礼申し上げます。

 当協会は、1973年の設立以来、一貫してSGマーク制度の運営等を通じ、消費生 活用製品の安全性を示す重要な目安となるSGマークの普及に努め着実に発展してま いりました。

 SGマーク制度は、制度発足以降、法規制を伴わない民間の自主的な取組みを推進す る制度として、製品安全の分野で地歩を固めており、昨今ではアジア諸国においても 徐々に認知度が高まっております。このようにSGマーク制度が着実に発展しておりま すことは、関係者の皆様の製品の安全性確保に対するご熱意とご協力の賜と深く感謝申 し上げる次第でございます。

 さて、最近の我が国の経済は、マクロ経済指標を見ると全体として緩やかな回復基調 が続いております。しかしながら、中国を始めとするアジア新興国等の経済の不確実性 や金融資本市場の変動の影響などの不安定要因もあり、引き続き先行きを注視していく ことが必要と思われます。

 こうした状況の下で、製品の品質、特に”安全・安心”を求める消費者のニーズは一 層高まりを見せておりますが、他方で、一部の企業における品質・安全管理体制の不備 が顕在化し、改めて製品を提供する側の安全管理に対する意識のありようが問われてお ります。当協会としましては、SG 基準策定による安全性の向上だけではなく、併せて 第三者認証を通じた安心を今後も広く普及していくことに今後ますます尽力してまい る所存です。

 昨年はウォーキングスポーツ用ポールなど要望の強かった品目について基準の改正 を行うとともに、ティーボール用バットについて新しい基準を作成するなど、新たなS G基準の作成、既存の基準や認証制度の一層の拡充・見直しを実施いたしました。

 今年も、役職員一丸となって、消費者の安全・安心を常に念頭に置きつつも使いやす く、分かりやすい認証制度及び被害者救済制度を目指してSGマークを社会的信頼性の 高いものとすべく業務に邁進してまいります。引き続き関係者の皆様のより一層のご支 援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2017年度