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第64号 「避難所用間仕切りテント」SG基準制定について

新規品目として「避難所用間仕切りテント」の SG 基準を制定しました。
SG認証の事務受付開始は2023年1月5日を予定しています。

 台風、大雨、地震等が毎年発生し、被害の頻度増や対象範囲拡大が起きており、避難指示が出された際などに、避難所用に備蓄しておくものが必要となってきています。
 内閣府「避難所における良好な生活環境 の確保に向けた取組指針(平成 25 年 8 月)」というガイドライン(取組指針:本文P.14(2)参照)がありますが、当該間仕切りテントの場合は安価な製品も見受けられ、強度がない・生地が透けてしまう等の品質問題が発生しておりました。そこで、複数の事業者より、客観的な安全性評価指標が欲しいとの要請を受け、学識経験者や消費者団体等の意見も取り入れて、基準制定化の運びとなりました。

 当該品は、形状や構造などにより、多種多様ありますが、ここでいう「避難所用間仕切りテント」とは、災害時に避難所等の屋内でプライベート空間を作るため、簡単な組立で使用でき、使用後はコンパクトに収納できる間仕切り(パーテーション)、及びテントを適用範囲としました。家族単位で使用されることが想定されているため乳幼児も含めて2~5名程度が就寝できる大きさとして、あるいは車いすを利用されている方が使用できるようなことを考慮して基準化を行いました。

※詳細につきましては、ホームページのお知らせをご覧ください。
「避難所用間仕切りテント」SG 基準制定について | 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)

 

収納時  ←→  使用時:間口210cm×奥行210cm×高さ180cm
避難所用間仕切りテント_W型(ワイヤータイプ)例

 

使用時:間口260cm×奥行240cm×高さ190cm
避難所用間仕切りテント_P型(ポールタイプ)例

2022年度